静岡県浜松市は6月19日、実証実験サポート事業の令和2年度のプロジェクト募集を発表した。6月29日にオンライン募集説明会を開催する。
昨年度に続いて実施するもので、今後飛躍的な成長が期待されるベンチャー企業など、浜松市をフィールドに実施する実証実験プロジェクトを全国から募集。優秀な独自技術やアイデアを活用したプロジェクトについては、実証フィールドの提供や、実験に係る費用の補助(最大200万円)などの総合的な支援を行なう。
実証実験を支援を通じて、浜松市の抱える社会課題の解決や市民生活の質の向上に繋げていくとともに、ベンチャー企業などの支援により本地域の産業振興を図ることを目的とする。募集対象は、浜松市における社会課題解決や市民生活の質の向上に繋がること、かつ浜松市の産業振興に資すること。
今年度は、新たに「フリー提案型」(浜松市の社会課題を特定し、その解決に向けた実証実験プランを提案)と、「ニーズ対応型」(浜松市の各部門から収集したニーズに対応した実証実験プランを提案)が設けられる。
募集期間は7月30日18時まで。実証実験期間は今年10月~翌年9月を予定。オンライン説明会はZoomを使用し、6月29日18時~19時を予定している(要事前登録)。今年度のプロジェクト公募情報の説明に加え、スマートシティの専門家によるミニ基調講演、昨年度採択企業によるパネルディスカッションなどが開催される。
なお、あわせて「浜松市実証実験サポート事業専用ウェブサイト」を新たに立ち上げている。今後、当該ウェブサイトを通じ、本市の実証実験サポート事業の情報を随時発信するという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります