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ゲーミング機能、手ごろな価格、使いやすさの3拍子が揃ったGIGABYTEの最新27型液晶「G27QC/FC」

2020年06月26日 14時00分更新

ゲームプレイを助ける秀逸機能を満載

 ゲーミング液晶のスタンダードな機能のひとつとして定着しているゲームアシスト機能。当然、「G27QC」と「G27FC」もひと通りの機能を網羅している。

 AORUSの名を冠する「AORUS FI27Q-P」などといったハイスペックモデルと同じではないが、暗がりの視認性を高める「ブラックイコライザー 1.0(Black Equalizer)」(FI27Q-Pなどは、"2.0"に対応)や、FPSゲームで銃を撃ったときの反動表現を抑える「エイムスタビライザー(照準安定器)」機能、輪郭をはっきりさせる「超解像度」の3つの画像補正機能を搭載している。

 さらに画面中央に照準を表示してエイム精度をアップさせたり、経過時間やカウントダウンを表示したりするゲームアシスト機能に、CPUやGPUの温度や、使用率などのシステム情報をOSD表示する機能「ダッシュボード」も用意されている。

OSDメニューの「ゲーミング」からだけでなく、OSDサイドキックの「DISPLAY SETTING」からも、3つの画像補正機能を設定できる

ブラックイコライザー 2.0は1.0と異なり、画面を1296分割し調節するため、暗がりだけを明るくすることが可能になっている

暗所に隠れた敵を見つけやすくする
ブラックイコライザー

 利用頻度が最も多い補正機能と言えるのが、いわゆる"暗い場所を見やすくする"機能となる「ブラックイコライザー」だ。レベル0~20の範囲で設定でき、標準設定(プリセット:スタンダード)のレベル10から、小さくするとより暗く、大きくするとより明るく表示される仕組みだ。

 暗いシーンになったら、少しレベルを増やして明るい場所に移ったら下げるといった使い方になる。そのため、ゲーム中の設定変更もラクラクできるOSDサイドキックの使い勝手の良さが際立ってくる。

 なお、上げ下げしすぎると白飛び、黒沈みが激しくなるので、1~2程度を調節するのが良いだろう。

デフォルトのレベル10。まったく補正がかかっていない状態だ

さすがにレベル20では明るすぎる。それでも真っ白ではなく、どこに何があるかが認識できる

レベル0。暗部がより暗くなった。画面右にいる白いアーマーのストームトルーパーが完全に消えてしまった。逆に言うとここまで偏った設定ができるということだ

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