第2回シージアタックイベントは改善めざましい良アップデート!
サービス開始から各種イベント初回までをレポートした前回記事では、少々厳しい意見を言ったシージアタックイベント。その第2回「絶許!ガラクタ塔の主ふたたび」が、5月25日から6月1日の日程で開催されていたので挑戦してみた。
前回のシージアタックイベントは、労力や報酬のバランス的に完走は無理そうだったので、早々に心折れたイベントだった。そのため、今回のイベントも始まる前は少々気分が重かったのだが、いざ蓋を開けてみるとビックリ! 前回の問題点は運営でも把握していたらしく、さまざまな改善策が施され、格段に遊びやすいイベントに変身していた。
まず第一の変更点は、戦闘の回数が減ったこと。2時間に1回、最大5回まで回復する遠征回数を消費して、低層・中層・頂上の3つの難易度のどれかに挑戦し、全キャラのHPとCPを引き継ぎながら連戦するのだが、第1回では低層・中層の各階層に3体のボス、2回のザコ戦で計5回の戦闘に勝利する必要があった。
この戦闘は何度勝利してもスキップはできず、また途中で敗北すると残りのキャラクターでパーティーを編成して再挑戦となるので、実質的にはもっと多くの戦闘が必要となる。
「電脳天使ジブリールEX」は割と戦闘演出に時間がかかる仕様だったので、スキップできない戦闘が大量にあると、それだけ時間を取られてしまい、実生活が忙しい人だとジャブジャブ課金しても辛いイベントになっていた。この最大のネックだった戦闘回数が、ザコ戦2回分減って40%も軽減され、周回がだいぶ楽になったのだ。
またUIも改善され、パーティー編成が複数保存できるようになった。前回までは1戦闘ごとに編成しなければならず、途中で敗北したら、戦闘不能になったキャラを取り除いて次のパーティーメンバーを設定するという非常に面倒臭い作業をしなければならなかった。
そこが今回から大幅に改善し、5パーティー分はあらかじめ編成を保存しておけるようになったので、パーティーの切り替えがずいぶん楽になった。キャラが育ちきっていて5パーティー以内で決着をつけられるなら、編成を弄る必要が一切ないため、ほとんど手間がかからなくなった印象だ。
欲を言えば、もう少し編成保存枠が多くても良かったかも知れない。MAXレベルのパーティーをいくつも編成できるベテランならともかく、キャラを育てている途中の初心者にとっては、メイン4パーティーの前に与ダメージを稼ぐ前座はどうしても再編成しながら使っていかなくてはならないからだ。あと、できれば同じ総力戦方式のアースホールにも、編成保存機能を付けて欲しい。ついでに、EVAも編成保存できるともっと嬉しい。つまり、全部だ(笑)。
と、欲張ればキリが無くなってしまうが、少なくともシージアタックイベント全体としては、前回に比べると遊びやすさがかなり改善していて、完走にも希望が見えてきた。そこで、今回は本格的に時間を割いて、イベント配布キャラである「プリンシパリティ」たんの★5を目指してみた。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう