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ZoomとSlackを連携させてすぐにビデオ会議に持ち込む方法

2020年06月02日 10時00分更新

 ビデオ会議やビデオ取材が当たり前になってきた。いろいろなビデオ会議ツールがある中、もっとも利用頻度が高いのがZoomだ。画質と音質が安定していて、使い勝手も最高レベル。活用している人も多いのではないだろうか。しかし、Zoomをヘビーに使い倒していると、気になることも出てくる。

 Slackでの会話の流れから、即Zoomでの会話に移行したいとか、Zoom会議の予約をしてからGoogleカレンダーにコピペするのが面倒だとか、相手もしくは自分の生活音が伝わるのが気になるといった課題は、連携サービスで解消できる。今回は、ビデオ会議をもっと便利に快適にする、Zoomと連携させたい3つのウェブサービスを紹介しよう。

ZoomとSlackやGoogleカレンダー、Krispを連動させよう

Slackの会話の延長上で流れるようにZoomに移行するワザ

 Slackでコミュニケーションしていても、どうにも話がかみ合わないときや、込み入った説明をする際は、直接話した方が早いこともある。そんな時にZoomは便利。しかし、Zoomアプリを立ち上げ、会議を開催し、招待URLをコピーし、Slackに戻ってペーストするのは手間がかかりすぎる。1回ならまだしも、頻繁にするなら効率化したいところだ。

 オススメしたいのが、ZoomとSlackを連携させる方法。どちらにもアプリが用意されており、簡単に利用できる。その際、ZoomとSlackのアカウントで同じメールアドレスを利用していることと、ZoomのPro以上の契約が必要になるので注意しよう。

 まずは、ZoomのApp Marketplace(https://marketplace.zoom.us/)を開き、「Slack」アプリをインストールする。インストール先として、会社全体もしくは自分のアカウントかを選べる。社内活用するなら「Install Zoom for Slack company-wide」をクリックしよう。続けて、利用するワークスペースを選択し、アクセスを許可する。

ZoomのApp Marketplaceから「Slack」をクリック

「Visit site to install」をクリックする

インストール先を選ぶ

ZoomからSlackへのアクセスを許可する

 SlackのAppディレクトリ「https://ドメイン名.slack.com/apps」を開き、Zoomのページを探し、「Slackに追加」をクリックする。Slackからアクセスを許可してZoomアカウントにサインインすれば準備完了だ。

AppディレクトリからZoomアプリをSlackにインストールする

インストール済みの場合は「+」からZoomをクリックして、アクセスを許可する

 Slackでやりとりしていて直接話したい状況になったら、「/zoom」を入力するだけ。これだけで、Zoom会議が開始され、「参加する」ボタンを押せばZoomが起動する。もちろん、やり取りしている相手も同じボタンをクリックすることで、Zoom会議に参加できる。アプリを行ったり来たり、URLのコピー&ペーストをする必要がないのはありがたい。ちなみに、「/zoom meeting ボトルの容量の件」のように入力すれば、会議名も指定できる。

「/zoom」と入力するだけで、Zoom会議を開催できた

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