格ゲー苦手な人でもアリな『グランブルーファンタジー ヴァーサス』Steam版の魅力とは?
ゲームの大会というと、最初に思いつくのは、やはり格闘ゲームではないだろうか。最近はネットワークが一般的に普及し、MOBAやFPSなど、いろんなジャンルのゲームで対戦が日夜行なわれているが、そうしたネットが普及する前は、ゲームセンターでプレイヤーの対戦が行なわれ、大会へと発展していった。そうした、ストリートファイターIIをはじめとする、ゲームセンターで盛り上がった対戦格闘ゲームの功績は大きいと思う。
そんな格闘ゲームも数多くのタイトルと歴史があり、今から始めたり復帰したりするには、ハードルが高いと考えている人も多いのではないだろうか。そんな人にもオススメなのが、Cygamesの『グランブルーファンタジー ヴァーサス』だ。
『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、PlayStation 4だけでなく、PC版がSteamにて配信されている。本連載は、テレワークや外出自粛などにより、PCを新たに購入した人をターゲットにPCで遊べるゲームを紹介しているため、基本システムは変わらないが、PC版を使って本作の魅力を紹介したい。
ファンも納得なグラブルらしさが詰め込まれた「RPGモード」
本作は、誰もが知るほどに人気で長く続くスマホRPG『グラブルーファンタジー』(以下、グラブル)の世界をベースとした対戦アクションRPG。魅力的なキャラクターがたくさん登場し、世界的対戦格闘ゲーム大会「EVO 2020」のメインタイトルにも選出されて注目度も高く、YouTubeなどの動画サービスにも対戦動画や生放送が数多く配信されている。
格闘ゲームというと、CPUと対戦し続け、最後にラスボスを倒したら、各キャラクターごとのエンディングが流れる、いわゆる「アーケードモード」と、「対戦モード」が主な遊び方と思ってしまうが、本作はジャンルを“対戦アクションRPG”としており、『グラブル』の物語を踏襲した「RPGモード」という、一般的な格闘ゲームにはないモードが用意されている。
RPGモードは、フルボイスで物語が進み、戦闘が2D対戦格闘ゲームのようになり、アクションRPGとして、本作だけのストーリーを楽しめる。RPGモードのストーリーは、原作のパラレルとして展開。空の世界に起こりつつある“とある異変”により、かつての仲間が記憶を操作されて襲い掛かってくる。その仲間たちを取り戻すため、騎空艇グランサイファーにて、空の世界を飛ぶ……。
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