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格ゲー苦手な人でもアリな『グランブルーファンタジー ヴァーサス』Steam版の魅力とは?

2020年06月17日 13時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

キャラの育成や武器の強化など、RPGらしい成長要素も満載

 RPGモードでは、一部のクエストを除き操作キャラクターであるプレイヤーと、パートナーの2人でクエストに出られる。クエストに出る前には、編成でキャラクターの入れ替えや、武器、サポートアクションの入れ替えができる。

クエストに同時に参加できるキャラクターは2人。パートナーは自動的に戦闘してくれる

 武器は、グラブルのファンなら馴染みのある、メイン武器に加え、サブ武器9つで編成。強化でレベルを上げ、上限解放でレベルの上限を上げ、スキルLvを上げて、各武器のスキルの性能をアップさせられる。

各クエストには有利な属性があるため、武器の属性もそれに合わせて編成する。もちろん、「おまかせ編成」で自動的に編成できる

 また、RPGモードの戦闘のみ利用できる「ヒールオール」や「ミゼラブルミスト」などのアビリティを「サポートアクション」として、各キャラクター2つまで装備できる。

サポートアクションはプレイヤーとパートナーそれぞれ、2つずつ装備できる

サポートアクションは、RBとBまたはXボタンにて使用する

簡単操作で格闘ゲームが苦手な人でも安心!

 RPGモードでは、前後から複数の敵が襲い掛かってくる雑魚戦や、各主要キャラクター、大型の星晶獣などと戦うボス戦などの戦闘が楽しめる。コントローラーを2つPCに接続すれば、パートナーを操作できるので、友達と2人で一緒に遊べる。

 また、本作はアビリティ(必殺技)をR1ボタンと方向キーのみの簡単操作で放てる。コマンド操作での入力も可能で、コマンド入力した時の「テクニカル入力」の方が、アビリティが再使用できるようになるまでの時間(クールタイム)が早くなるというメリットがある。しかしながら、やはりこうした格闘ゲームは、“技が出ない”というのがひとつのストレスになり、苦手意識を持つ人も多いので、こうした仕様はありがたい。

RPGモードでは、クエストによって複数の雑魚敵との戦闘になることも。アビリティが簡単操作で出せるので、技を使いたいのに全く出ないというストレスも感じることが少なく、爽快に敵を倒せるだろう

コロッサスなど、大型の星晶獣との戦闘は迫力満点だ

 奥義ゲージがたまったら放てる「奥義」は、下から斜め右、右、いわゆる236のコマンド後にR1で発動可能。奥義ゲージがたまり、さらにHPゲージ30%以下の時に使用できる「解放奥義」は236後にR1+×ボタンという簡単なコマンドで使える(テクニカル入力は236×2の後に、BまたはAボタン)。つまりは、最低236+ワンボタンという、格闘ゲームにおける基本コマンドさえできれば、本作ではすべての技が使える(もちろんコンボは別だが)という訳だ。

解放奥義はド派手で高威力。RPGモードでは、クエストを進めていくとHPが30%にならなくても解放奥義が使えるようになったりする

 RPGモードは、物語が会話パートとアニメーションが融合し、非常に見ごたえがある。さらには、原作と同じように各島々を選択して巡る仕様など、随所にグラブルらしさが散りばめられ、原作ファンも十二分に楽しめる仕掛けが満載。

 グラブルのキャラクターが登場するただの格闘ゲーム、と思っていた人の期待をイイ意味で裏切るグラブルらしい遊びがふんだんに盛り込まれている。

物語は、コミカルな場面や、迫力のあるアニメーションも入り、ファンのみならず、本作からグラブルに触れた人も十分楽しめる内容となっている

クエストの進行や選択は、原作同様に各島々を巡って行なう

 また、RPGモードのアウギュステ列島(NORMAL)のメインクエスト「第26話 妄想の果てに」をクリアすると、全100Fまであり、初回クリア報酬やドロップなどでSSR武器が手に入る「バブ・イールの塔」が解放される。

「バブ・イールの塔」はクリアしていくと、どんどん新しい階層が増えていく

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