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東京の病院に物品受け渡し専用ロッカーシステムを無償貸出

2020年05月22日 18時00分更新

 フルタイムシステムは5月22日、東京​​​​​都内の病院に、物品受け渡し専用ロッカーシステム(10セット)を6ヵ月間無償貸出すると発表。すでに申し込みを受け付けており、6月1日から順次提供する。

 多くの医療機関や病院では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の防止対策として、面会や訪問を制限あるいは禁止しており、家族や友人、支援者などの面会者から荷物を預かることが増えているという。このような現状を緩和するために、非対面でのフルタイムロッカーをカスタマイズ開発した物品受け渡し専用ロッカーを提供するにいたったという。

 設置場所は風除室や受け付けの近くなど共用部分。利用方法は、面会者が専用ロッカーに届けたい荷物を入れ、取り出し用暗証番号を設定する。電話、メール、SNSなどで暗証番号を伝えることで、入院患者や病院関係者がボックス内に入った荷物を取り出せる。

 院内のセキュリティー状況に応じて、病院関係者による荷物の取り次ぎも可能。入院患者はもちろん、医療従事者にも物資や生活必需品を受け渡せる。入院患者や医療従事者から家族や支援者に、荷物や物品を渡すことも可能。

 機器ユニットはフルタイムロッカー 屋外対応(防滴タイプ)。ロッカーシステムのサイズは横1000×奥行き600×高さ1800mm。ロッカーシステムは構成が片面2列9ボックス リボックス付き(配達器返却用)。ボックスの構成はSSサイズ2個、Sサイズ5個、Mサイズ1個、リボックス1個。ウェブでロッカーの空き状況を確認できる。

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