ビースポークは5月18日、コロナ禍で影響を受けた飲食店、小売店舗、介護施設を含む事業者を支援するために、訪日外国人向けAIチャットボット「Bebot」の簡易版新サービス「BeAssist(ビーアシスト)」の受付を開始した。
Bebotにおいて、今年1月から新型コロナウイルス感染症関連の問合せ対応を続けてきた中で、利用者から「〜はいつから再開?」「〜はデリバリー可能?」など、ウェブサイトが更新されていない店舗や事業者に関する質問が多く届いているという。
消費意欲が存在する一方で、ウェブサイトの更新がされていないことを理由に売上機会を逃している事業者が多いのではないかと考え、同社はウェブサイト更新のように手間がかからず低コストで実装できるサービスによってコロナ禍で影響を受けた事業者を支援したいという思いから、本サービスの提供を開始した。
本サービスは、ウェブサイト更新の手間をかけずにユーザーの質問に24時間瞬時に回答する、事業者や店舗など法人向けのチャットサービス。対応言語は英語と日本語。営業時間、再開日時、注文方法、安全対策、支払い方法などの問い合わせに対応する。利用費用は月額費用900円から(初期費用なし)。
自社サイトの右下にチャットアイコンが表示され、サイトを閲覧したユーザーがクリックするとチャット画面に遷移する。チャットアイコンは手続き終了後、自動的に表示される。
チャット画面では、ユーザーに伝えたい最新情報を表示するほか、ユーザーの質問に自動的に回答する。これらの質問に対する回答は開始時に登録し、専用サイトにアクセスすることで、それらの内容を24時間いつでもスマートフォンから変更できる。「営業時間は?」「営業の再開見込みは?」「支払い方法は?」「テイクアウトやデリバリーは可能?」といった質問に対応する。
本サービスの導入により、時間外の問い合わせも自動対応による見込み客の取りこぼし防止や、AI活用による人件費削減、チャット履歴から潜在ニーズの発見および売上機会の特定などが期待できるという。
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