週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

コスプレバイク女子・美環、日産「リーフ」の自動駐車機能に衝撃

2020年05月09日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●美環(@puritendon) 車両協力●日産

もっと車が便利に! これが「コネクテッド」なのか!?

 さらに、日産自動車が提供するConnectedサービス「Nissan Connect」の機能が美環さんの心をつかみました。スマートフォンに専用アプリをインストールすれば、今までではちょっと考えられないようなクルマの使い方ができます。

スマホからリーフの状態がわかるだけでなく操作もできるNissan Connectアプリ

Nissan Connectアプリを立ち上げた様子

Nissan Connectアプリから日産リーフのエアコンをオン!

 まずは、スマホを使ったエアコン操作。夏の炎天下や朝の寒い冬にこれは便利な機能です。特に寒冷地に住まわれている方の中には、冬の朝、車内を暖めるために長い時間暖機運転をされる方が多いとか。ですがリーフは暖機運転の必要がありませんから、電源を入れたらすぐに温風が出ます。温度設定はもちろんのこと、タイマー予約も可能。出勤前にエアコンをつければ、夏場はうれしいのではないでしょうか。「ホントにつくんですね! すっごく便利ですよ。私、寒がりですから冬場とかちょーうれしいっす!」と大満足。「これ、他の日産車にも搭載しているんですか? あったら便利なのに」。

ドア to ドアナビでルート検索をする様子

ルート検索が終わると経路と標高差が表示される

電池残量も確認できるから、目的地についた後の充電可否も検討できる

スマホからカーナビにデータ転送が可能

データ転送後、クルマに乗り込めばカーナビには受信表示が出る。あとはここに行くを押すだけ

 さらにアプリには「ドア to ドアナビ」も搭載。これはスマホとカーナビが連動するサービスで、スマホで目的地を入力すると、まずはクルマのある場所まではスマホナビが誘導。クルマに乗り込むと、今度は車載ナビが誘導。降車後は再びスマホ側でナビゲートするというもの。つまり「クルマだけでなく、徒歩も含めた移動時間がわかる」というわけです。イマドキはクルマのナビではなく、スマホのGoogle Mapなどをナビとして使う人が増えていますが、やはりクルマのナビの方が画面が広く、そして別途スマホホルダーなどを使わないで便利。何より今回のマイナーチェンジで9型大画面の「EV専用 NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を一部グレードを除き標準装備しましたから、こちらの方が運転中に見るにはラクです。また、目的地にあわせて途中の充電プランを提示する日産初のEV専用機能が追加されています。

カーナビ画面。Google検索が可能!

カーナビは50音順での入力となる。昔から車を使う人には、こちらの方がなじみがあるかも

 そして言うまでもなく、いちいちナビ側で目的地を入力する手間が省ける上に、美環さんのようなイマドキの娘さんは50音タッチパネル入力よりスマホのフリック入力の方が遥かに早いので、こちらの方が便利。実際に使うとナビそのもののクセが強く、裏道を通りたがる傾向はありそう。たぶん最速ルートを掲出していると思いますが、個人的には知らない土地では、通りづらい裏道より、通りやすい大通りを選んでほしいところです。

 さらに契約すれば車内Wi-Fiも利用可能。具体的な通信速度はクルマのある場所によりかなり異なりますので差し控えますが、YouTubeなどの動画サービスをコマ切れなく鑑賞することができました。とどめはAmazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Alexa」利用。同じWi-Fi環境下に日産リーフがあれば、スマートスピーカーに向かって「アレクサ、リーフのバッテリーはどれくらい残っているの?」と尋ねると、音声で電池残量を知らせてくれたり、こちらもエアコンの操作が可能だったりします。これはもはやクルマというより家といった気分。もしくは走るデジタルガジェット。これらの機能に、美環さんだけでなく、その場にいた取材陣もただただ唖然。全員完全に言葉を失っていました……。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事