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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「FINAL FANTASY VII REMAKE」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年05月02日 11時00分更新

「FINAL FANTASY VII REMAKE」でもスピードアップ

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、4月10日に発売されたスクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY VII REMAKE」だ。1997年に発売され、1260万本以上を全世界で売り上げている「FINAL FANTASY VII」のリメイク版だ。今作はミッドガル脱出までを描いており、今後複数作品で展開する予定である。すでに日本国内で100万本、全世界で350万本を突破。期待の高さが伺える。

 当時ドラクエ派だった筆者も、PS版として登場した「FINAL FANTASY」シリーズを初プレイ。ビジュアルといい、ストーリー展開といい、名作と呼ぶにふさわしい作品でのめり込み、その後「FINAL FANTASY」シリーズをプレイするきっかけとなった。今作品も、超絶進化したビジュアルはもちろん、バトルシステムも一新され、またまた楽しめそうだ。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.00で、容量はなんと81.08GB! ミッドガル脱出まででこの容量となると、今後の展開しだいで、そうとうストレージ容量を空けとく必要があるかもしれない。検証したのは起動してからオープニング画面が表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、コンティニューでセーブデータを選択してプレイ開始できるまでの「ゲームロード時間」2つだ。PS4のシステムは7.50で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約8秒、ゲームロード時間は約9秒の短縮となった。ゲームのファイルサイズの割には、ロード時間は短めで、小分けにして読み込んでいるもよう。そんななかでも8~9秒の時短が図れたのは大きいと言えよう。こういったRPGは、ロード時間ををあまり気にせずプレイしたいところ。少しでもロード時間が短いに越したことはない。

 今回はゲーム容量も大きく、ストレージ容量の少ないモデルなら、すぐにでも大容量SSDへ換装すべきだろう。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが8700円前後で手に入るが、1TBの容量が1万4000円前後で手に入るので、1TBモデルをオススメしたい。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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