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薄型&15時間駆動で持ち運びにも使える

10万円台で買えてペンもつかえる14インチ2in1 PC「mouse U4-i5」をレビュー

2020年05月11日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: マウスコンピューター

 性能もチェックしてみた。CPUの性能を測る定番の「CINEBENCH R20」は、マルチコアが950pts、シングルコアが344ptsという結果だ。

「CINEBENCH R20」の結果

 4コア/8スレッドのCore i5で省電力タイプ、ターボブースト時も4GHzに達しないので、これだけ出れば十分だろう。タブレットとしても利用するため、ファンレス仕様になっており、フルパワーで働いていても静かなのはポイント。タブレットとして持っていても特に熱く感じることはなかった。

 また、アプリの動作性能をチェックする「PCMark 10」で計測したところ、スコアは3371となった。ビジネス系アプリを操作するには十分だろう。メモリー容量が多いのと、SSDもNVMe対応なため、作業をしていてストレスを感じることはない。グラフィックスがCPU内蔵のため、ゴリゴリの3Dゲームをするのは厳しいが、動画の再生レベルならなんの問題もない。

「PCMark 10」の結果。グラフィックスに負荷がかかるアプリが足を引っ張っているだけで、その他のアプリでは十分な性能を発揮

 ストレージの性能を測る「CrystalDiskMark 7.0.0」も実行してみた。結果はシーケンシャルリードが1700MB/sオーバーと、NVMe対応が活きている。

シーケンシャルリードで1700

 あと、細かい点としては、Windows Helloの顔認証と指紋認証どちらも対応しているのがありがたい。顔認証はすぐにロックを解除してくれて便利だが、マスクをつけながらの作業だと認証してくれない。そんなときは指紋での認証が役立つ。

顔認証に対応していると、一瞬でロックを解除してくれるから非常にラクだ

 価格は、10万9800円(税別)。14インチのコンバーチブルタイプで、メモリーは16GB、ストレージは512GBも積んでいてこの価格なら、かなりコスパが高いと言える。ビジネス用途としては十分の性能なので、今のご時世なら、テレワーク用のマシンとしても活躍するはず。

 また、BTOオプションでペーパーライクフィルム(+2300円)や液晶保護フィルム(+2300円)などを選択すれば、同梱されるので手書きを活用したい人は検討してみてもイイだろう。

mouse U4-i5
OS Windows 10 Home(64ビット版)
CPU インテル Core i5-8265U
(4コア/8スレッド、1.6GHz~3.9GHz)
メモリー 16GB(PC3L-14900 SDRAM)
ディスプレー 14インチフルHD(1920×1080ドット)グレア
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
ストレージ 512GB SSD(M.2 NVMe接続)
インターフェース USB 3.1 Type-C×1(USB PD、DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0 Type-C×1、HDMI出力×1、オーディオジャック×1
無線LAN インテル Wireless-AC 9560
(最大1.73Gbps、IEEE802.11ac/a/b/g/n)
Bluetooth Bluetooth 5.0
バッテリー駆動時間 約15.0時間(公称値)
WEBカメラ 100万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載)
本体寸法 322.8(W)×218.0(D)×16.8(H)mm
重量 約1.5kg

(提供:マウスコンピューター)

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