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猫の舌を再現したコミュニケーションブラシ

猫がとろけるとウワサの「ねこじゃすり」を愛猫に使ってみた

2020年05月05日 17時00分更新

在宅ワークの天敵現る

 在宅ワークを始めてはや1ヵ月。私はいつも編集部で仕事をしていたため、初めのうちはどうもにも慣れず生活リズムを崩していましたが、妻と家事を分担しつつ仕事をこなすにつれ、ようやく自宅での仕事のやり方を覚えてきたように思います。

 最近は、仕事用の椅子や机をそろえて、快適な仕事環境の構築に余念がありません。

 そんな折、私の快適な在宅ワークを脅かす天敵が現れました。

先輩猫の「まろ」

 我が家には、妻がもともと飼っていた先輩猫「まろ」と、仕事中に先輩ひとりじゃ寂しかろうと結婚後に飼い始めた後輩猫「こはく」の、2匹の猫がいます。先輩猫は穏やかな性格で、いたずらも滅多にしない良い子なのですが、問題はもう1匹の後輩猫。

問題の後輩猫「こはく」

 元野良の保護猫である彼女は推定8ヵ月の子猫なのですが、とにかくやんちゃで、仕事を始めようとすると、お気に入りのおもちゃを咥えてやってきて鳴き始めます。遊べとせがんでくるわけです。

 なるほど、確かに休日はおもちゃを使って遊んでやっています。猫には平日も休日もないので、家にいるなら遊べと催促してくるのは当然のことでしょう。しかしながら、人間は生活のために仕事をしなければなりません。

無視してると問答無用でキーボードを横断します

 はいはい後でねと適当にあしらって、改めて仕事にとりかかろうとすると、彼女はパソコンのキーボードに乗ってきたり、ディスプレーに猫パンチをしたり、あまつさえ私の膝の上で勝手に遊び始めることもあります。さすがに辟易して部屋の外に追い出すと、今度は別の部屋で騒ぎながらいたずらを開始する始末。

 可愛いのは間違いないんですが、このままでは仕事どころではありません。どうにかして落ち着かせる方法はないものか……。夫婦で頭を悩ませていたところ、ふと以前SNSで見かけたアイテムを思い出しました。それが、今回紹介する「ねこじゃすり」です。

「ねこじゃらし」+「やすり」=ねこじゃすり

サイズはおよそ幅210×奥行き36×高さ10mm

やすり面

 ねこじゃすりは、広島県は呉市仁方にある老舗のやすりメーカー「やすりのワタオカ」が開発した猫用ブラシ。野菜向けの樹脂製やすりの開発に行き詰まっていたある日、ふと飼い猫にブラシとして試してみたところ、明らかに気持ち良さそうな反応が返ってきたのが開発のきっかけとのことで、メーカーのウェブサイトでは「ねこがうっとりとろけるコミュニケーションブラシ」とうたっています。

材質は樹脂。軽くて硬く、マットな質感です

本体端には招き猫とロゴが刻印されています

 公式ウェブサイトでの販売価格は3850円。カラーバリエーションはライトグレーとグレイッシュピンクの2色を用意。また、チャリティーモデルとしてイエローも販売しています。本体には990円で愛猫の名前など(8文字程度)を入れることもできます。

 このねこじゃすり、2017年に発売された製品なのですが、発売されてからというもの、飼い猫に使ってみた動画や画像が、TwitterやInstagramなどのSNSに多数アップされています。それらを見ると、多くの猫がねこじゃすりでとろけているのです。

 これを使えば、我が家のやんちゃ娘もひょっとして、おとなしくなってくれるのでは? 我々夫婦は一縷の望みをかけて、ねこじゃすりを購入しました。

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