レノボ傘下のMotorola Mobilityは22日、5Gをサポートした最新フラッグシップ機「motorola edge+」を海外で発表した。米国でVerizon Wirelessが5月14日に販売開始する。価格は999.99ドル(約10万8000円)。
「エンドレスエッジ」と名付けられたディスプレーを搭載
カメラは3眼で、1億画素+超広角+光学3倍の組み合わせ
5Gはサブ6GHz帯とミリ波の両方をサポート。Verizon WirelessのmmWave 5G/8キャリアアグリゲーションネットワークで下り4Gbps以上の速度を達成するとしており、“世界最速”をうたっている。
CPUにはSnapdragon 865を搭載した。内部ストレージは256GB、メモリは12GB(LPDDR5)。ワイヤレス通信ではWi-Fi 6やBluetooth 5.1、NFCなどもサポートする。
ディスプレーは6.7型有機ELで、端末の両サイドを90度近くカーブした”Endless Edge”と名付けられており、製品名の由来となっている。90Hzのリフレッシュレートでスクロールもスムーズにできる。側面をタップしてアプリにアクセスしたり、通知や着信を表示するなどのことも可能という。スピーカーはデュアルステレオ、でイヤホンジャックもあるのはうれしい点。
カメラは3眼で、メインには108メガピクセル(F値1.8)のメインカメラに加え、16メガ(F値2.2)の超広角、8メガ(F値2.4)で3倍光学ズームの組み合わせ。マクロ撮影のためのMacro Visionを内蔵、6K動画もサポートする。動画では、光学と電子のブレ防止機能により水平方向での撮影時にブレることなく録画できるという。フロントのカメラは25メガ。
バッテリーは5000mAhで、有線(USB Type-C)のほか、ワイヤレスでのTurboPowerにも対応。バッテリー持続時間は2日という。
OSはAndroid 10で、カスタマイズのための「My UX」を重ねた。スタイル、壁紙、レイアウトなどのカスタマイズも用意にできる。ジェスチャーを利用してカメラ、フラッシュライトなどを起動できるMoto Actions、ディスプレイをオフ時も通知を表示するMoto Display、Moto Gametimeなどを利用できる。Google Assistantによる音声操作も可能。
本体サイズは161.07×71.38×9.6mm、重量は203グラム。色はグレイ(Thunder Grey)とエンジ(Smoky Sangria)の2色。
同時に「motorola edge」も発表している。同じく5Gに対応し、プロセッサはSnapdragon 765を搭載するミドルモデルとなっている。
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