交通の利便性の良さは雇用面でも功を奏する
そして、ESCO 船橋-BaySiteは、三井不動産ロジスティクスパークの最新施設である「MFLP船橋Ⅱ」のなかにあり、従業員はJR京葉線南船橋駅から徒歩約5分で入口まで到達でき、施設内にあるラウンジや無人売店、スカイデッキ、携帯電話ブースなどのほか、保育施設やカフェテリア、コンビニエンスストアなどの敷地内の設備も利用できる。
「従来の船橋キッティングセンターは、最寄り駅から徒歩で約30分かかり、クルマでしか移動手段がなかった。また、浦安テクニカルセンターは東京メトロ東西線浦安駅からバスに乗り換えて行く必要があった。ESCO 船橋-BaySiteでは、こうした課題が解決できる拠点でもあり、従業員が働きやすい環境を実現した」と語る。
そして、これは雇用面でも大きなメリットがある。
「高い品質のITサービスを提供するために、優れたエンジニアの確保することが大切である。ESCO 船橋-BaySiteは、優秀な人材を獲得するという点でも効果がある」と江口社長は語る。
ESCO 船橋-BaySiteに移転後、すでに約10人を正社員として採用。今後150人体制にまで拡張する予定だという。
一方で、キッティングにおけるクローニング作業を自動化するなど、生産性を高める設備への投資を進める考えも示す。
「ウチダエスコならではの小回りの良さを生かして、企業や教育分野のニーズに応えることができるキッティングの体制を敷きたい」と江口社長。
ESCO 船橋-BaySiteは、まさに同社にとっての戦略的拠点。新型コロナウイルスの影響で、改めて本稼働の時期を模索することになるが、今後の同社の成長を支える拠点になるのは間違いない。
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