在宅勤務のストレスは趣味で解消しよう!
2020年春現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として全国的に非常事態宣言が出され、少なくない人たちが外出自粛・在宅勤務を強いられている。自宅に篭りきりだと、どうしてもストレスが溜まるものだ。そのはけ口の1つが「ゲーム」だろう。
実際、Steamは3月15日に初の同時接続数2000万人を突破したそうだ。また、据え置きゲーム機のSwitchも、供給不足と相まって通販・量販店で軒並み品切れ状況に陥っている。つまり、在宅民たちのゲーム熱は今、急上昇しているということだ。ならば今こそ「ゲーム配信者」としてデビューするには絶好のタイミングではないだろうか? よし、筆者もこの機会に動画配信者デビューして一攫千金を目指すぞ!
……と昂る野心を担当編集者に話してみたところ、とある動画配信機材を勧められた。プリンストンのゲーミングブランド「ULTRA PLUS」から発売されたばかりのPCレスキャプチャー&ライブストリーミングユニット「UP-GHDAV2」だ。これで筆者も「兼業ゲーム配信者」に転身できる!
痒いところに手が届く多機能
ライブも録画もOKな「UP-GHDAV2」
この動画配信機材「UP-GHDAV2」は、録画&ライブ配信用機器だ。スマホを一回り大きくしたほどのサイズなので、パソコンやゲーム機との接続時にケーブルの取り回しでイラつくようなこともない。しかもこの大きさでハードウェアエンコード機能を搭載しており、パソコン側のマシンパワーをほぼ損なうことなく、録画とライブ配信を可能とする優れものだ。
「UP-GHDAV2」にはCyberLink製の動画配信ソフト「ScreenRecorder4 DL版(Windows/Mac両対応)」が同梱されているから、余計な出費なしに始められる。また、鉄板の動画配信アプリとして知られる「XSplit」や「OBS Studio」、そしてキャプチャーにも使えるアプリ「QuickTime」に最適化されているので、自分の使いやすいツールでの録画・配信も可能。
ゲームをプレイする据え置きゲーム機やパソコン、スマホなどをゲーム映像のソースとし、ディスプレーと配信用パソコンをそれぞれ「UP-GHDAV2」と接続すれば、TwitchやYouTubeなどでライブ配信を開始できる。もちろん、プレイを録画しておいて編集したのちにキッチリとした動画としてアップするのもOKだ。
配信および録画用のパソコンを接続する「PCモード」と、パソコンを接続せずSDカードにプレイ動画を録画する「PCレスモード」の2モードあるのが「UP-GHDAV2」の特長の1つ。さらに、いずれのモードでもプレイ中のボイスチャットを同時に録音して動画に乗せることができる「ボイススルー機能」も搭載と、まさにゲーム配信者向けの機材といえよう。
そして前述したように「UP-GHDAV2」はハードウェアエンコードに対応している。これはゲーム配信者にとってうれしい仕様。なぜなら、PCモードで接続されたパソコンは、ライブ配信や録画にマシンパワーを割く必要がなくなるからだ。
配信者によっては、ゲームプレイとライブ配信を1台のパソコンで兼務させるため、猛烈なパフォーマンスを有するパソコンを導入しているケースもあるが、「UP-GHDAV2」ならばそういった配慮は不要。「中途半端なスペックのパソコンでプレイと配信を兼務させたら、ゲームの挙動はガタガタ、プレイもボロボロ、配信も途切れまくり……」というような、ゲーム配信者として本末転倒な事態に陥ることもない。
「UP-GHDAV2」は、「UVC/UACデバイス」として認識されるため、WindowsおよびMacのいずれでもドライバ不要で利用できるところもポイントだ。
それでは実際にゲームを配信してみることとしよう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります