ケース装着で2画面に、大きさには注意
単体でも十分な性能を持つLG V60 ThinQ 5Gだが、本領を発揮するのはやはり専用ケースを装着した時だろう。これを装着することで、LG V60 ThinQ 5Gは同じ6.8型のディスプレーを1枚増やした、デュアルスクリーンスマートフォンとして活用できるのだ。
使い方は非常に簡単で、本体のUSB端子をケースに合わせて接続しながら収納し、スマートフォンの電源を入れたら左右いずれかの端にあるアイコンをタップして、メニューから「デュアルスクリーンON」を選ぶだけ。これでデュアルスクリーンの活用が可能になる。
ただしケース装着時のサイズは、開いた状態で約166.3×177×15.0mm、重量353gとスマートフォンとしてはかなりのサイズ感だ。閉じた状態ではさらに厚みが増すことから、ズボンのポケットに収納するには大きく重いので、鞄に入れるか、用途に合わせてケースの付け外しをするなどした方がよいだろう。
とはいうものの実はこのサイズ、LG G8X ThinQにケースを装着した時のサイズ(約164×166×15mm、331g)と比べ、重量はあるもののそれほど大きく変わっていない。それでいてディスプレーサイズは大きくなっているので、ある意味でコンパクト化がなされているともいえる。
このケースは360度回転させることも可能で、90度傾けて動画を視聴するなどフレキシブルな使い方ができる。360度完全に回転させてしまえば一時的に片手で持って利用することなども可能だが、その際メインカメラを隠してしまうことから、撮影時はあくまでディスプレーを開いておく必要がある点に注意が必要だろう。
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