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Fintertech、暗号資産を担保に法定通貨を融資するサービス提供開始

2020年04月16日 11時00分更新

 Fintertechは4月15日、暗号資産を担保に法定通貨を融資する「デジタルアセット担保ローン」を開始したと発表。

 同社は大和証券グループ本社とクレディセゾンの合弁会社。大和証券グループ本社とクレディセゾンにおいて培った金融ノウハウと、Fintertechの保有する暗号資産管理テクノロジーを組み合わせることで、これまで国内では担保として取り扱われることがなかった暗号資産を対象にする、新しいローンサービスを実現する。

 ブロックチェーン技術により非中央集権管理を実現した暗号資産は、技術面での成熟と法整備を経て、裾野を拡げつつあるという。一方で、暗号資産そのものを対象とした金融サービスはまだまだ限られているのが現状とのこと。

 本サービスでは、法人もしくは個人事業者を対象に、ビットコイン(BTC)を担保として法定通貨を融資することで、暗号資産の将来性に期待する長期保有者の資金需要に応えるとしている。

 貸付利率は実質年率は4.0%〜8.0%。担保対象はBTC(担保掛目50%)、保証人不要。契約期間は1年(ロールオーバーあり)。返済方式は元利一括返済方式(返済回数1回)。遅延損害金は年率15.0%。オプションとして担保暗号資産による弁済も可能。

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