販売店が企画したGR GARAGE専売の
ハイラックス特別バージョン
2月20日に発売されたトヨタ「HILUX GRG Concept」。このモデルは日本から見れば地球の真裏であるアルゼンチンからパーツを輸入してコンプリートカー、もしくはパーツ単体を販売するというものです。
なぜアルゼンチンなの? と思う方も多いと思いますが、ハイラックスはランドクルーザーに匹敵する、いやそれ以上のワールドブランドで、世界中のいたるところで走っています。特に未舗装路や不整地などが多い発展途上国では、ランドクルーザーよりも価格が手ごろであるということもあって絶大な人気を誇っています。むしろ日本国内の年間販売目標の2000台という数字が過少ではないかと思えるほど、世界中の道で見かけます。
日本に導入されているハイラックスは、タイで生産されたものを輸入して販売していますが、どこの国で生産されようともトヨタクオリティーで品質が変わらないところがワールドブランドたるゆえんです。そのため、世界中のトヨタ販売店がその国に合わせたアフターパーツを企画制作しているのです。特に南米はハイラックスの人気が高く、ハイラックスGRスポーツを設定している国もあります。今回、GR GARAGEの有志12店舗から発売されたHILUX GRG Conceptはハイラックスが“アツい”南米から若年層に刺さるパーツを輸入することで、GR GARAGEオリジナルの特別仕様車を販売店主導で作り上げたところに大きな意味があります。
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