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JH-Audioの伝統ブランド「Roxanne」が、最新シリーズに進化

2020年03月13日 11時50分更新

 アユートは3月13日、Jerry Harvey Audioブランドの“AION”シリーズ第2弾「Roxanne AION」を3月20日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト“アキハバラ e市場”での販売価格は29万9980円。

 2013年発表の「Roxanne」は片側12基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載したモデルとしてブランドの礎を築いた。このRoxanneを第1弾として、JH-Audioはハイエンドラインの“SIREN”シリーズを展開。進化とラインアップの強化を進めてきた。

 AIONシリーズは、このSIRENシリーズに続く、新世代のシリーズ。

 Roxanne AIONは、昨年のLayla AIONに続く同シリーズの第2弾。オリジナルRoxanne(カスタムIEM)のサウンドシグネチャーを踏襲し、さらに着脱式ケーブルに最新の7pinコネクターを採用(従来は4pin)。ユニバーサルモデルとなるが、カスタムIEMと同じチームが設計や製造を担当している。

 シェル部分は、数百層ものカーボンファイバー素材に樹脂を注入し、圧縮することにより形成した「カーボンファイバーブロック」から作られている。機械加工プロセス、二次的な手成形プロセスののち、最先端の機器を使用して精密に調整し、手作業で組み立てる。白と黒のパーロイドとオーバーサイズクロムロゴによる、印象的なフェイスプレートデザインを持つ。

 JH-Audioの特徴である「soundrIVeテクノロジー」「freqphaseテクノロジー」「Sonic Tube Chassisテクノロジー」「カーボンファイバーシェル」「Acoustic Sound Chamber テクノロジー」を採用。付属ケーブルは、Variable Bass機能を搭載した、4N銀メッキ高純度OFCケーブルとなる。

 片側12ドライバーを搭載(BA型)。インピーダンスは15Ω、周波数帯域は10Hz~23kHz、出力音圧レベルは119dB/mW。アルミニウム製フリップトップキャリングケース、ケーブル(3.5mm3極/7pin/低域調整搭載)、シリコンイヤーピース (S/M/L)、フォームイヤーピース (S/M/L)、低域調整用スクリュードライバー、クリーニングブラシなどが付属する。

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