プロの映像クリエイターが「HP Z1 Entry Tower G5」を評価
Mac使い映像クリエイターも大満足のクリエイター向けWindows PC
動画編集やグラフィックワークで活躍する様々なクリエイターと共に、日本HPのクリエイター向けPC「HP Z1 Entry Tower G5」魅力に迫る集中連載「HP Z1 Entry Tower G5クリエイターズファイル」。今回も、実際にデジタル業界で活躍するクリエイターに「HP Z1 Entry Tower G5」を評価してもらおう。
今回テスターとして参加してくれたのは、XiV inc.代表の映像作家MASATAKA LABO氏。初音ミクの動画などで一躍注目を浴び、その後も数々のオリジナリティあふれる映像作品を発表。BNN社の「日本の映像作家100人」にも選出されるなど、映像クリエイターとして活躍中だ。
個人動画制作会社XiV inc. と
総合エンターテイメント企画会社stu inc.
──ではまず、御社について簡単に教えてください。
MASATAKA 自分で立ち上げたXiV inc. という映像制作を手掛ける会社の代表取締役をしております。またプロジェクトとして、総合エンターテイメント企画会社であるstu inc.のvexチーム(Visual EXperience Team)にも所属しています。
実は昨年末に、都内から神奈川県の葉山に引っ越しをしまして。こどもや、アプリとキャンディという2匹の愛犬にとって、よりよい環境を考え、生活の軸を移しました。海や自然がちかくてのびのびやっています。
──実際、いいところですよね。車ですと都内から1時間ちょっとというところですし。
MASATAKA 仕事でまったく不便は感じません。ただし、都内にでるのは週2回まで。それ以上は無理!(笑)。
──スタジオ(作業場)も素敵ですね。
MASATAKA こどもや犬も自由にくつろげるように床はコンクリートのままですし、自分でDIYしたりもしました。スタジオというより、遊び場という感じです。
様々な映像全般を手掛けるマルチクリエイター
──では次に、お仕事の内容について教えていただけますか?
MASATAKA 映像系、すべての業務をやっております。CGアニメーション、テレビCM、企業のPR映像、アーティストのMV、ライブ映像などの制作です。Youtubeのチャンネルも開設していますので、制作した動画を観ていただくこともできます。
──アニメのプロデューサーや、最近では空間演出なども手掛けられていますよね。
MASATAKA ああ、そうですね。でもあんまりいろいろ書きすぎると、こいつ何やってるんだろうって思われちゃいますよね(笑)。
──そんな個人のお仕事にくわえて、stuのVexチームに参加されているとか。
MASATAKA 週2日、車で通勤しています。大きい仕事などチームでやるものはそちらで受けている感じです。
──最近のお仕事は?
MASATAKA 最近では、歌い手の鹿乃さんのキャラクター用に楽曲のPVを作りました。
──おお。かわいいですね!
MASATAKA これがスピード感あふれる仕事というか(笑)。モーションキャプチャーを含めてもかなり短い期間でつくったんですよね。
──ええ! それでこのクォリティですか!?
MASATAKA ちょっとタイトでしたが、作業内容はこんな感じです。
「Cinema 4D」でステージ背景、キャラクターは「MotionBuilder」でモーションキャプチャーしたものを「unity」上で併せて映像をつくるということを一回やってみようということで。「MMD」から「unity」にもっていっただけなんですけど、それが比較的時間短縮できましたし、できることが少し増えました。
──「unity」で映像……ですか?
MASATAKA そうなんです。「unity」は、できることは多いんですけど、ゲームやリアルタイムに特化したソフトなのでプリレンダー系の映像制作にはあまり向いていないんですよね。いろいろバグ……というか仕様に制限がありまして、それを取り除いて仕上げたというか。まあ、時短にはなりました。MMDにそういう機能があったらベストなんですけどね(笑)。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう