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第10世代プロセッサー搭載でさらに洗練

リモートワークの選択肢が必須の時代、新型VAIO SXシリーズの輝きが増す

2020年03月03日 09時00分更新

バッテリー駆動時間の改善で最長20.5時間に

 VAIO SX14のフルHDモデルは、省電力液晶を採用することで、最長20.5時間駆動を実現している。モバイルワークにおいて、電源のない場所で作業する可能性を考えれば、できる限り長時間駆動してくれることが望まれる。

 また、VAIO SXシリーズは、USB Type-C経由や通常のUSB充電器での充電にも対応しているため、スマホの充電器と共有することで、荷物を減らすこともできる。新たに、VAIOは「Type-C薄型ACアダプター」も発売。購入時に従来のACアダプターに加えて同梱も可能で、VAIO本体とデザインマッチしたアダプターを利用できるようにもなった。

Type-C薄型ACアダプターが登場。

 さらにVAIOのアクセサリーとして、待望の「Type-Cドッキングステーション」も登場。約30cmと少し長めのケーブルで、デスク上で取り回しやすい。これにより、デスクワークではドッキングステーションを接続してディスプレーや有線LAN、電源を利用し、外出する際はケーブル1本外すだけで済むようになる。時短にもつながるので、同時に導入することをオススメしたい。

Type-Cドッキングステーションがあれば、デスクワークとモバイルワークの切り替えが容易になる。

セキュリティー面も強化

 VAIO SX12/SX14のパワーアップポイントとして、セキュリティー面の強化が挙げられる。従来も指紋センサーを搭載でき、指紋による認証でWindowsなどのログインを可能にしてきた。それに加え、顔認証も選択可能にしている。

Windows Helloに対応した顔認証の設定画面。

 指紋認証でもPINやパスワードよりは安全でかつ、素早くマシンを利用可能にするが、顔認証なら画面に顔を向けるだけですぐに認証可能となる。席を離れるたびにロックが掛かり、それを解除するために認証をするとなると、やはり顔認証のほうが圧倒的に楽だ。

 ただ、顔認証はマスクをしていると認証されない。そのため、指紋認証とダブルで利用することで、利便性と安全性を兼ね合わせたマシンとなる。

 また、起動時のBIOS認証にも対応している。スマホやUSB機器をセキュリティーキーにすることもでき、より強固な認証を可能にしている。こうした、何重にもセキュリティーをかけることで、モバイルワークで懸念される盗難による情報流出を極力低減できる。

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