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スマホ・モバイル決済の利用率は41% キャンペーンやキャッシュレス還元が理由に

2020年02月19日 19時00分更新

 LINEは2月19日、スマホ専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で実施した「スマホ・モバイル決済サービスの認知、利用シーンや普及状況に関する調査」の結果を発表。

 調査対象は日本全国の20歳以上の男女。実施時期は2019年12月21日~12月25日。有効回収数は4万4679サンプル。

スマホ・モバイル決済の認知は77%

 「マネー・決済系サービス」で知っているものを聞くと、「スマホ・モバイル決済」の認知は全体で77%。2018年の調査では67%だったので、10%も増加している。

 性別および年代別で見ても、すべての性別と年代で、スマホ・モバイル決済サービスの認知は2018年よりも上がっている。なかでも、女性の20〜40代の認知は8割を超えた。

スマホ・モバイル決済の利用率は20%以上もアップ

 マネー・決済系サービスで利用しているものを聞くと、スマホ・モバイル決済以外は1割未満。一方で、スマホ・モバイル決済の利用は41%。2019年の調査と比べると、20%以上もアップした。

 性別および年代別に見ても、20代〜60代までのすべての性別と年代において、スマホ・モバイル決済の利用が大きく伸びている。

キャンペーンやキャッシュレス還元が大きな理由に

 スマホ・モバイル決済を利用したきっかけは、各社スマホ・モバイル決済サービスの「キャンペーン」や、10月の増税施策である「キャッシュレス還元」が大きな理由になっているとわかった。

現金払い派が9%減少、スマホ・モバイル決済派が25%増加

 普段の店での支払いについて聞くと、2018年と比較して「現金払い派」が9%減少。一方で、2018年に比べ「スマホ・モバイル決済派」は25%も増加している。

 年代別に見ると、現金払い派は、クレジットカードやスマホ・モバイル決済サービスを利用していない10代〜20代がメイン。30代〜60代では「カード払い派(クレジットカード、交通系ICカードなどを含む)」が現金払い派を上回った。

20代〜30代はお得な特典やポイント還元率を重視

 スマホ・モバイル決済サービス選びで重視する点を聞くと、20代〜30代は「お得な特典」が付いているか、「ポイント還元率」が良いかという点を重視しているとわかった。40代〜50代は「セキュリティ面」をもっとも重視しているという。60代はチャージや入金など「ふだん支払いの時によく使う機能」を重視しているとのこと。

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