驚きの60万円肥えイヤホンAROMA「ACE」
香港のAROMAは、BA型のマルチドライバーでハイエンドモデルのラインアップを構成してきた。同社の新たな試みが、音の“バランス切替スイッチ”である。「ACE」と「Thunder」には、この切替スイッチが搭載されているのだ。
ACEは、ウルトラローレンジ×4、ロー/ミッドレンジ×4、ハイレンジ×2、ウルトラハイレンジ×2の4ウェイ12ドライバー構成で、BA型らしいクッキリとした輪郭でメリハリのある音を聞かせてくれた。特に高域のヌケが心地良い。切替スイッチで4種類の音が楽しめる。価格は62万円(税別)を予定。
Thunderは“breakthrough”と名付けられた低音用のダイナミックドライバーと、10BAドライバーを組み合わせたハイブリッド型。低音の量感たっぷりの音で、ボーカルは生々しく音が前にでるタイプ。切り替えスイッチには2つのモードがあり、低域の量感などをコントロールできる。価格は36万円(税別)を予定。
発売はAce/Thunderのどちらも今春を予定している。
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