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ポタ研 2020冬で見つけた注目イヤホン&ヘッドホン、60万円ごえイヤホンも!?

2020年02月16日 12時00分更新

「Music with 規格外」に有望な新人登場

 ポタ研初期から参加しているユーザーグループが“Music with 規格外”である。ポタアンから、ヘッドホン、イヤホンまで自作、平面振動板も自作、ドライバーも自作という猛者揃いである。その腕前は「フォスター電機 × フジヤエービック~イヤホン・ヘッドホン自作コンテスト」のヘッドフォン部門で1位をとるほどだ。イヤフォン部門でファイナリストに選出された、けんさんもメンバーの1人である。

カオスな展示のため近寄りがたい雰囲気だが気軽に声を掛けて欲しい

けんさんの静電型とBA型のハイブリッドイヤモニ。美しい仕上がりだ

静電型ドライバーを駆動するためのトランスを内蔵している

自作コンテストに出品した「KN8」はダイナミック型と7BA型のハイブリッドモデルだった

 今回、新規参入したのが芝浦工業大学オーディオ研究会代表の菅野純さんで、100円ショップで材料を調達した自作ヘッドホンを展示した。ハウジングにネジの切っていないかぶせタイプの瓶の蓋とMDFを使っている。ドライバーはダイナミック型で海外通販サイト“AliExpress”で購入したものを使用。ヘッドバンドは100円ショップで探したカチューシャと日曜大工センターにあるエーモンの金具を使っている。モバイル環境でも使えることを前提に密閉型にしているそうだ。

金属パーツを満載した武骨な外観が目をひく

ドライバーはMDFに取り付けられていた

オールMDFハウジングの二号機も完成していたがヘアバンド周りが間に合わなかったとのこと

現在、芝浦工大4年生の菅野純さんは大学院に進み、将来はスピーカーかヘッドホンの設計がやりたいそうだ

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