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ポタ研 2020冬で見つけた注目イヤホン&ヘッドホン、60万円ごえイヤホンも!?

2020年02月16日 12時00分更新

100%セラミック振動板のSIMPHONIO「VR1」

 セラミックを蒸着させて成長させた“新開発の振動板”を採用した、SIMPHONIOのダイナミック型イヤホン、「VR1」がついにポタ研当日から発売となった。価格は27万9800円で予約販売となる。

 直径14.2mmと比較的口径の大きなフルレンジドライバーでありながら、再生周波数帯域は20Hz~40kHzと広い(高域が伸びている)のはセラミック振動板のおかげと言える。ハウジングは強度を上げるために製作時にドライバーと一体化されており、完成後の分解はできない。ケーブルは付属せず、端子が2pinタイプの好みのモノを接続して欲しいとのことだ。

 その音はニュートラルでワイドレンジ。情報量が多く、細やかな音まで聞かせてくれる。低域はタイト、全域に渡ってハイスピードで、音場感も良かった。特に中低域が滑らかで女性ボーカルを魅力的に再生してくれた。

イヤプレートは螺鈿仕上げ、ハウジングの色ははガンメタル

新開発のドライバーを採用して高域は40kHzまで伸びている

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