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2020年春の花粉飛散予測を発表

東京のスギ花粉は2月下旬からピーク、例年より2週間早く飛散

2020年02月13日 14時00分更新

 日本気象協会は2月13日、全国・都道府県別の2020年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)を発表した。

 この冬(12月~1月)は、西・東日本を中心に気温がかなり高くなり、日本海側では降雪量が少なく、暖冬傾向が続いている。1月末から2月頭に、西日本、東日本の各地でスギ花粉が飛散開始。全国的に例年よりも早く飛散開始となった地点が多く、東京都内でも2月3日に、例年より2週間早く飛散が開始している。

 まだ飛散開始を確認していない地域でも、東日本を中心に2月中には飛散開始となるところが多く、3月上旬には東北北部でも飛散が開始すると予想している。

 日本気象協会は、スギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、大阪では2月下旬から3月中旬と予想。東京は2月下旬から3月下旬、仙台は3月上旬から3月下旬がピークで、全国的に例年より早まる見通しだ。

 花粉飛散量は、九州から関東甲信まで、ほとんどの所で例年より少なく、特に九州では非常に少なく、中国や近畿でも非常に少ない所がありそうだという。東北南部は、おおむね例年並み、東北北部と北海道ではやや多い見込み。

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