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やわらかさを数値化するセンサーとロボットアームを組み合わせたソリューション

2020年02月12日 19時15分更新

 アフレルと新光電子は2月12日、小型ロボットアーム「DOBOT Magician」と、やわらかさを数値化できるセンサー「SOFTGRAM」を組み合わせた製品の販売で提携したと発表。

SOFTGRAM

 SOFTGRAMは、化粧品や食品、素材などのやわらかさの違いをヤング率という物理量で見える化できるというセンサー。新光電子独自のセンシング方式「EVERTONE SENSING」により、肌や筋肉、食品などのやわらかさをいつ、どこでも、誰でもかんたんに正しく数値化することを目指したという。

 DOBOT Magicianは、0.2mmの位置繰返し精度を誇るという卓上サイズの小型ロボットアーム。基礎的なロボットアームの学習から4軸制御で発展した制御ができるほか、ウェブカメラを接続すれば画像処理によるロボットアームの制御学習も可能。専用ソフトウェアはブロックを並べてプログラミングできるため、初心者でもスムーズにロボットアームの制御を学習して操作できるという。

 両社は今回の提携により、SOFTGRAMの昇降装置としてDOBOT Magicianを活用した製品を発表。やわらかい素材や食品などのやわらかさを簡単に再現性高く計測できるものとして、医療や化粧品をはじめとした、さまざまな分野に提供するとのこと。

 なお、当該製品は、3月16日~18日に東京ビッグサイト南ホール全館で開催される医療機器展示会「Medtec Japan 2020」において、タナックの医療用立体モデルコンソーシアムブースで展示・紹介するとのこと。

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