2画面を連結させると
タブレットに近い使い心地
2つの画面を連結させて、1つの広い画面として使える「ワイドモード」も試してみました。説明するまでもないことですが、2つの画面はピタリとくっつくわけではなく、ベゼルとヒンジによって分断されます。なので、文章や写真も左右または上下に分断されて表示されます。ですが、ウェブページや電子書籍を読む場合には、通常の1画面のスマホで見るよりは視認性が向上するように感じました。
2画面を巧みに使い分ける自信はなくても、スマホで“読む”ことが多い人は、購入を検討する価値があります。もし今、スマホとタブレットの両方を持ち歩いているのであれば、これ1台で事足りるようになり、荷物を減らせるかもしれません。
【まとめ】フツーのスマホとしても快適な使い心地
2画面を使う必要がない時は、LG G8X ThinQ単体で持ち歩けます。約6.4型のハイエンドモデルなので、それなりの重さ(約193g)はありますが、LGデュアルスクリーン装着時と比べると、ぐ~んと薄く、軽く感じます。バッグを持たずに外出する時は、単体で持ち歩くのが便利でしょう。本体用のクリアケースも同梱されています。
ハイエンド向けのプロセッサー、Snapdragon 855(最大2.9GHz)を搭載していることもあり、動作性は良好。単体で使う時はもちろん、2画面で使う時も、快適に操作できました。おサイフケータイも利用でき、本体は防水・防塵にも対応しています。動作確認をしていませんが、ワンセグ・フルセグも視聴できます。
LG G8X ThinQは、パッと見の印象は、ギーク層向けに思えるかもしれませんが、実は幅広い人に役立ちそうな印象。英語の学習に生かしたい人や、電子書籍を読みたい人、ゲームを存分に楽しみたい人、なにか1つでも役立ちそうなことがあれば、購入を検討する価値はありそうです。なんて言ったって、ハイエンドが5万4440円ですからね。
「LG G8X ThinQ」の主なスペック | |
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メーカー | LGエレクトロニクス |
ディスプレー | 6.4型有機EL |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約幅76×奥行き160×高さ8.4mm |
重量 | 約193g |
CPU | Snapdragon 855 2.9GHz+2.5GHz +1.7GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(512GB) |
OS | Android 9 |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ | アウト:約1200万画素(標準) +約1300万画素(136度超広角) /イン:約3200万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | 指紋 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | オーロラブラック |
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