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LG G8X ThinQの2画面活用は思ったよりも難しくない!

2020年02月08日 12時00分更新

2画面を連結させると
タブレットに近い使い心地

 2つの画面を連結させて、1つの広い画面として使える「ワイドモード」も試してみました。説明するまでもないことですが、2つの画面はピタリとくっつくわけではなく、ベゼルとヒンジによって分断されます。なので、文章や写真も左右または上下に分断されて表示されます。ですが、ウェブページや電子書籍を読む場合には、通常の1画面のスマホで見るよりは視認性が向上するように感じました。

ウェブページをワイドモードを見る場合は、横向きにすると見やすい

電子書籍を読む場合は、縦向きにすると、紙の本に近い表示になる

 2画面を巧みに使い分ける自信はなくても、スマホで“読む”ことが多い人は、購入を検討する価値があります。もし今、スマホとタブレットの両方を持ち歩いているのであれば、これ1台で事足りるようになり、荷物を減らせるかもしれません。

【まとめ】フツーのスマホとしても快適な使い心地

 2画面を使う必要がない時は、LG G8X ThinQ単体で持ち歩けます。約6.4型のハイエンドモデルなので、それなりの重さ(約193g)はありますが、LGデュアルスクリーン装着時と比べると、ぐ~んと薄く、軽く感じます。バッグを持たずに外出する時は、単体で持ち歩くのが便利でしょう。本体用のクリアケースも同梱されています。

本体のサイズは約76×160×8.4mmで、重さは約193g。インカメラは約3200万画素

背面には約1200万画素+約1300万画素のデュアルカメラを搭載

背面のメインカメラは標準と広角を切り替えられる。これは標準で撮った作例

これは広角で撮った作例

カメラはAIによるシーン認識に対応。薄暗い蕎麦屋の店内でも、ここまで明るく撮れた

 ハイエンド向けのプロセッサー、Snapdragon 855(最大2.9GHz)を搭載していることもあり、動作性は良好。単体で使う時はもちろん、2画面で使う時も、快適に操作できました。おサイフケータイも利用でき、本体は防水・防塵にも対応しています。動作確認をしていませんが、ワンセグ・フルセグも視聴できます。

「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを測定した結果、Snapdragon 855搭載モデルとして順当なスコアを記録した

NFCを搭載し、おサイフケータイにも対応している

 LG G8X ThinQは、パッと見の印象は、ギーク層向けに思えるかもしれませんが、実は幅広い人に役立ちそうな印象。英語の学習に生かしたい人や、電子書籍を読みたい人、ゲームを存分に楽しみたい人、なにか1つでも役立ちそうなことがあれば、購入を検討する価値はありそうです。なんて言ったって、ハイエンドが5万4440円ですからね。

「LG G8X ThinQ」の主なスペック
メーカー LGエレクトロニクス
ディスプレー 6.4型有機EL
画面解像度 1080×2340
サイズ 約幅76×奥行き160×高さ8.4mm
重量 約193g
CPU Snapdragon 855
2.9GHz+2.5GHz
+1.7GHz(オクタコア)
メモリー 6GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(512GB)
OS Android 9
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ アウト:約1200万画素(標準)
+約1300万画素(136度超広角)
/イン:約3200万画素
バッテリー容量 4000mAh
ワンセグ/フルセグ ○/○
防水/防塵 ○/○
生体認証 指紋
USB端子 Type-C
カラバリ オーロラブラック

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