NTTドコモ、メルカリ、メルペイの3社は4日、キャッシュレス推進や新規事業の検討などを目的とした業務提携について合意したことを発表した。
現在検討されている業務内容としては以下のとおり。
・メルカリIDとdアカウントの連携による顧客基盤の拡大
・メルカリの利用でdポイントが100円ごとに1ポイント還元(5月開始予定)
・「メルペイ」と「d払い」の連携、加盟店の共通化や共同開拓の推進
・ドコモショップでのメルカリ教室や配送サポートの展開
・データ基盤の活用やマーケティングでの新規事業の創出
なお、2月24日まで「メルカリでd払いを使うと+10%還元キャンペーン」と題して、メルカリでの買い物にd払いを利用することで最大20%分のdポイントが還元されるキャンペーンを実施する。
サービス自体の統合を考えているわけではない
資本提携は現時点ではない
発表会の質疑応答では、ユーザーIDや決済サービスの将来的な統合についても問われたが、メルカリ代表取締役CEOの山田進太郞氏は「今回の提携は将来の統合を考えているわけではない」と否定。一方で未来については「未定の部分が大きい。あらゆる可能性を探っていきたい」とコメント。
また、今回の業務提携には、出資などの資本提携は含まれていないが、この点についても山田氏、ドコモ吉澤氏ともに「現時点で決まったものはまったくない」と否定した。
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