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2万円強で購入できる「Galaxy A20」は真のエントリースマホ!

2020年02月02日 12時00分更新

バッテリーは安心の3000mAh
動作は若干のもたつき感が……

 OSはAndroid 9、CPUはExynos 7884Bを搭載し、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GB。

 スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「114787」とミドルレンジに相当するスコアを記録しました。

その後も何回か測定したが、11万点台は常に維持していた

 処理性能は高くないので、実際に文字入力にタイムラグがあったり、アプリの起動が遅れたりすることがありました。複数のアプリを立ち上げてガシガシ使うのはオススメしません。

 バッテリー容量は3000mAh。外出先で行先までの経路を確認したり、電車の乗り換えを調べたり、気になったものをカメラで撮ったりしましたが、電池切れの不安なく使えました。

 動画やゲームを楽しむようなヘビーユーザーでなければ、外出先で電池切れになることはないかと思います。

 便利機能としては「アシスタントメニュー」機能を搭載。画面内の好きな場所にアイコンを動かして、指を大きく動かさずに音量の調節や通知パネルの表示ができます。また、高コントラストキーボードに設定できます。さらにFM放送が聴ける「radiko」アプリがプリインストールされており、災害時などでも安心です(FM放送を聴くには有線のイヤホンを接続する必要があります)。

アイコンをタップするとメニューが開く

見やすいようにキーボードの表示を変えられる

 指紋センサーは搭載しておらず、顔認証が利用できます。逆光などで顔が暗くなると認証が遅くなることがありましたが、精度はおおむね問題ないと思います。その他、防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)、FeliCaに対応します。フルセグ/ワンセグには対応していません。

【まとめ】スマホデビューにぴったり
真のエントリースマホ

 Galaxy A20の最大の魅力は、2万円台という価格です。ディスプレーの解像度やカメラの性能は決して高いものではありませんが、「画面は大きいほうがいい」「ポートレート写真とか夜景をもっときれいに撮りたい」といった悩みや不満は、スマホを使いこんでから感じるもの。この安さを考えれば、むしろその実力は高いと言えるでしょう。

 最低限の基本機能を搭載するため、スマホがどんなものかを知ったり、自分にはどんな機能が必要かを見極めたりできます。スマホデビューに悩んでいる方は、最初の1台として検討する価値は大アリです。

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