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ここまで色々できる!1万円超えの多ボタンゲーミングマウスがすごかった件

2016年02月27日 10時00分更新

 プログラム可能なボタンを搭載し、DPIを変更できるなど、PCゲームをプレイする際に便利なのがゲーミングマウス。最近のMMORPGなどは操作が複雑化しやすい傾向があり、キーボードだけでなくマウスにも複数のボタンがなければ操作が追い付かなくなる場合もある。とは言え、ボタンが多くなればそのぶん扱いにくく、誤操作が不安だという人も多いだろう。

 そんな人にオススメしたいのが、11個とほどよいボタン数で扱いやすいロジクールのゲーミングマウス『G502 RGB チューナブル ゲーミングマウス』だ。従来モデルとなる『G502 チューナブル ゲーミングマウス』の機能はそのままに、RGBライトの色が変更可能になったモデルだ。

G502
↑ロジクールのゲーミングマウス『G502 RGB チューナブル ゲーミングマウス』。実売価格は1万2000円前後。
G502
↑従来モデルでは水色だったソールの出っ張りをブラックに統一。RGBライトのカラーを変えた際、水色のままではミスマッチな色が出てくるためだと思われる。

 外観はシャープで、ゲーミングデバイスらしい精悍なデザイン。従来モデルではソール部分の出っ張りがロジクールのブランドカラーである水色だったが、このモデルでは全体が黒一色になっている。RGBライトのカラー変更機能が搭載されたため、色によってはミスマッチになると判断してのことだろう。

G502
↑左側面にボタンが集中。親指と人差し指で操作する。
G502
↑マウスホイールは独特のゴリッとしたクリック感が特徴。すぐ上のボタンを押せばフリースクロール状態になり、クリック感が消えカラカラと回る。ウェブサイトなどをずっと下にスクロールしていく時に便利。

 11個のボタンのうち、ほとんどは左側面に配置されており、親指や人差し指で操作することになる。マウスの持ち方にもよるが、全高が少し高めなので、手の小さい人だとマウス前方のボタンに手が届きにくいかもしれない。ホイールはゴリゴリとした独特のクリック感があるものの、すぐ手前のボタンでクリック感の有無を切り替えられる。フリースクロール状態だと細かい操作はしづらくなるため、このあたりは好みで設定を変えるといい。

G502
↑ウェイトを5つ入れることで、最大18gまで本体の重さをアップできる。体感でもけっこうな違いが感じられるのでお好みで。

 また、底面には付属の3.6gウェイトを最大5つまで内蔵可能だ。すべてのウェイトを入れれば、かなりの安定感が体感できる。ウェイトを入れる位置を変えればマウス本体のバランスも調整できるので、とことん使用感を追求したい人にも嬉しい。

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↑『ロジクール ゲーミング ソフトウェア』の画面。キー入力や複数キー同時押しなどをマウスボタンに設定できる。

 ボタンのプログラミングや解像度(dpi)の切り替えは、専用ソフトウェア『ロジクール ゲーミング ソフトウェア』から設定できる。ボタン設定では、右クリックや左クリック、スクロールなどマウス固有の機能はもちろん、キーボードのキー入力などを各ボタンに自由に割り当てられる。複数キーの同時押しなど、複雑なマクロを組むこともできる。マウス本体に3つまでのプロファイルを保存できるので、プロファイル1は基本的なマウス操作にしておき、プロファイル2は各ボタンにゲーム用のキー入力を割り当てておくなど、ゲームタイトルや場面に応じて切り替えられるのは非常に便利だ。

G502
↑dpiは200~12000の間で調整できる。マウスのいずれかのボタンにdpi変更機能を割り当てておけば、ゲーム中でも素早くdpiの変更が可能だ。

 dpiは200~12000dpiまでの間で設定でき、dpiボタンで切り替えられる感度レベルを5つまで保存できる。腕を大きく動かしたい人はdpiを低く、なるべく小さな動きでカーソルを素早く移動させたい人はdpiを高く設定するといいだろう。個人差はあると思うが、あまり大きくカーソルを動かしたくない筆者は3000dpi前後が最も快適に操作できると感じた。

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↑従来モデルでは青だけだったライトの色を変更できるように。
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1680万色からカラーを選択でき、発光パターンも選べる。

 上記のようなユーザーの好みに合わせた細かな使用感の調整に加え、本体のライトのカラーまで変更できるのがG502 RGBの大きな特徴だ。選べるカラーは合計1680万色。単色はもちろん、虹色に光る“色のサイクル”、ゆるやかに点滅する“ブリージング効果”などの効果パターンを設定でき、色のサイクルとブリージング効果を選んだ場合のみ、ライトの輝度、および色変更や点滅の速さを設定可能。

 実売価格は1万2000円前後。なかなかに高価だが、扱いやすくボタンが適度に多いゲーミングマウスは意外と少ない。キーボードとマウスでPCゲームをプレイしたい人はもちろん、自分のPCケースや他のゲーミングデバイスとライトのカラーを統一したいなど、外観にこだわる人にもオススメだ。

■関連サイト
『G502 RGB チューナブル ゲーミングマウス』製品ページ

 

 

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