「Surface Book」は2016年までおあずけ
米国では同時発表され、発売間近のノートPC「Surface Book」は、まずは米国でのみの展開。日本では米国本社と連携して、早期に販売したい考えで、米国外では最初の展開国になる、と平野社長。米国のオンラインストアでも予約分はすぐに売り切れ、需要の高さを示すとともに、実際の供給量も潤沢とは言えないようだ。
「Surface Book」(写真中央)。今回はSurface Pro 4の発表であり、Surface Book単独での撮影は許可されなかった |
Surface Bookは、「より高いパフォーマンス、特にグラフィックス性能が必要な人」(ホール氏)などに向けたもので、13.5型のPixelSenseディスプレーに第6世代Coreプロセッサ、ディスクリートGPUといったパフォーマンスを搭載。「一番最速の13型ラップトップ」とホール氏。MacBook Proと比べて2倍のパフォーマンスを実現しているそうだ。
特に重視したディスプレーとパフォーマンス。MacBook Proよりも2倍のパフォーマンスだという |
キーボードは、「25年間キーボードを作ってきた」(同)マイクロソフトが、今までの技術をつぎ込んだものだという。ホール氏は、美しいディスプレー、キーボード、トラックパッドという3つの点が、「本当によいものでなければならない要件」として重視して開発したと話す。その結果、Surface Bookは「究極のラップトップ」とホール氏はアピールする。
バックライト付きキーボード。キーボードの打ちやすさとトラックパッドの操作感もこだわったという |
Surface Bookは特に、Windows 10を訴求するためにハイエンドモデルをどこまで追求できるか、という観点で作られたと平野社長はコメント。ほかのOEMではなかなか出せない領域の製品を投入することで、ニッチな要望に応え、全体の市場をさらに拡大することを狙っている、と話す。
キーボードとディスプレー部が分離して、タブレットとしても利用できる |
特徴的なのがこのヒンジ部分の構造 |
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