ソニーモバイルは、2015年後半のフラグシップ『Xperia Z5』シリーズ3モデルを正式発表しました。Z5 Premiumは5.5インチ4Kディスプレー、Z5 Compactは4.6インチHDディスプレーを搭載しています。
『Xperia Z5』
5.2インチフルHD解像度(1080×1920ドット)ディスプレーを搭載。カメラは1/2.3型2300万画素の積層型CMOS Exmor RS for mobileを搭載。最大5520×4140ドットの静止画を撮れるほか、先日発表した『Xperia M5』と同じく、位相差方式とコントラスト方式をかけあわせたハイブリッドオートフォーカスに対応。最速0.03秒でフォーカスをあわせることができます。
↑最大5倍のデジタルズームにも対応。 |
また、右側面の電源ボタンは従来のZシリーズまで利用していた円形から楕円形に変化。同ボタンには最大5本の指を識別できるタッチ式指紋認証センサーが内蔵されています。
CPUはSnapdragon 810(64ビット対応、オクタコア)。メモリーは3GB。バッテリーは2900mAhで2日間駆動可能とのこと。カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。ナノSIM対応で、デュアルSIM仕様の『Xperia Z5 Dual』も用意されています。
●おもなスペック
OS Android 5.1
CPU MSM8994(オクタコア)
メモリー 3GB
ストレージ 最大32GB(マイクロSDXC対応)
ディスプレー 5.2インチ液晶(1080×1920ドット、424dpi)
カメラ 2300万画素(インカメラ 500万画素)
バッテリー 2900mAh
通信 GSM、3G、LTE(Cat6対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO対応)、Bluetooth4.1、NFC
サイズ/重量 約72(W)×7.3(D)×146(H)mm/約154g
『Xperia Z5 Premium』
Z5 Premiumは、スペックはZ5相当でディスプレーを5.5インチの“4Kトリルミナスディスプレー”にしたモデル。メモリーは3GBで、バッテリーは3430mAh。カラーバリエーションはクローム、ブラック、ゴールドの3色。なお、こちらもナノSIM対応。デュアルSIM版の『Xperia Z5 Premium Dual』も用意。
↑4K解像度(2160×3840ドット)とフルHD解像度(1920×1080ドット)の違い。 |
●おもなスペック
OS Android 5.1
CPU MSM8994(オクタコア)
メモリー 3GB
ストレージ 最大32GB(マイクロSDXC対応)
ディスプレー 5.5インチ液晶(2160×3840ドット、801dpi)
カメラ 2300万画素(インカメラ 500万画素)
バッテリー 2900mAh
通信 GSM、3G、LTE(Cat6対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO対応)、Bluetooth4.1、NFC
サイズ/重量 約76(W)×7.8(D)×154.4(H)mm/約180g
『Xperia Z5 Compact』
Z5 CompactもカメラやCPUなどのスペックはZ5と同等。4.6インチHD解像度(720×1280ドット)液晶で、メモリーは2GB。バッテリーは2700mAh。背面ガラスはフロスト(ツヤ消し)仕様です。カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラルの4色。
●おもなスペック
OS Android 5.1
CPU MSM8994(オクタコア)
メモリー 2GB
ストレージ 最大32GB(マイクロSDXC対応)
ディスプレー 4.6インチ液晶(720×1280ドット、319dpi)
カメラ 2300万画素(インカメラ 500万画素)
バッテリー 2700mAh
通信 GSM、3G、LTE(Cat6対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.1、NFC
サイズ/重量 約65(W)×8.9(D)×127(H)mm/約138g
また、今回同社製品では初めてとなるハイレゾ&デジタルノイズキャンセリングに対応した純正イヤホン『MDR-NC750』も登場。そのほか、Z5シリーズそれぞれに対応した窓付きフリップカバー『SCR42』、『SCR44』、『SCR46』。Bluetoothヘッドセット『SBH54』も発表しています。
なお、ソニーのリリースによると“Xperiaと組み合わせて高品位な音楽を楽しめる、ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ヘッドセット『MDR-NC750』もご用意し、Xperia新商品3機種とあわせて今秋以降、日本を含めた各市場で発売します”とのこと。あとはキャリアからの正式発表が待たれます。
↑ハイレゾ&デジタルノイズキャンセリングに対応した純正イヤホン『MDR-NC750』。 |
↑Bluetoothヘッドセット『SBH54』。 |
↑窓付きフリップカバー。 |
(2015年9月3日2時27分追記:詳細スペックと画像の追加をしたほか、記事初出時の誤記などを修正しました。)
●関連サイト
ソニーモバイル ブログ(英語)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります