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ド派手なLED!X99A GODLIKE GAMINGであの42連ファン自作PCがさらに神がかった件[PR]

2015年09月07日 16時30分更新

 どもども、ジサトライッペイです。42連ファンを搭載した世界一涼しい自作パソコン『大風連丸』ですが、先日秋葉原で行なわれたイベント“ASCII.jp Cafe”や週刊アスキーの定例ニコニコ生放送“デジデジ90”でお披露目し、さまざまな反響がございました。僕としては概ね満足のいく内容でしたが、一方で中身はいたってふつうのPCなので中身ももっとこだわって作ったら良かったのに……なんて感想もいただきました。ふむ、確かにその通り。当初はASCII.jp Cafeの展示に合わせて急いで作っていたのでそこまで気が回ってなかったです。そこで、今回は大風連丸に見合う中身にするべくGoogle先生に相談したところ、あっさり見つけちゃいました。それが、MSIの超ド派手マザーボード『X99A GODLIKE GAMING』です。

X99A GODLIKE GAMING
●MSIコンピューター
●実売価格 7万9800円前後

大風連丸

42連ファン構成の自作PC『大風連丸』
 

大風連丸

 X99A GODLIKE GAMINGはその名の通り、Intel X99チップセットを搭載するLGA2011-v3対応CPUに対応するゲーミングマザーボードです。そのお値段は約8万円とかなりプレミアムなモデルなのですが、それもそのはず、なんとこのマザーボードめっちゃ光ります。マザーボード上のいたるところにある赤いヒートシンクカバーの下にはLEDがこれでもかと配置されています。その模様は既報でもお伝えしましたが、Androidアプリ経由でBluetooth接続したスマホやタブレットからも色や発光パターンを変更できる超見た目重視のマザーボードなのです。これぞまさに大風連丸の中身にふさわしいマザーであると確信した僕はMSIさんにお願いし、早速借りちゃいました。

大風連丸

  チップセットクーラーの上の赤いカバーにはドラゴンのマーク。その下から細いケーブルが伸びているのですが、これでカバー内のLEDに給電しています。ほか、バックパネルサイドやCPUの上にあるヒートシンク部などさまざまなところにLEDがあります。また、オーバークロッカーご用達のスロースイッチがあったり、BIOS切り替えスイッチがあったり、とにかくマザーボード上のギミックが多いのもグッときました。それでは早速、大風連丸に入れてみましょう!

大風連丸

 まずは作業の邪魔なのでウイングパネルを外して、以前使っていたマザーボードも外します。

大風連丸

 結束ケーブルでマザーボードをアルミフレームに固定していきます。ちなみに、アルミフレームとマザーボードの間には接触防止用にゴムワッシャーをはさんでます。

大風連丸

 固定が終わるとこんな感じです。と、この時点であることに気付きました。サンプルのためか、GODLIKEのつづりの“E”が抜けておりました。くっ、これは製品版を買ってよねというMSIさんからのメッセージなのだろうか……。しかし、このデザインは大風連丸に結構しっくりきており、本気で購入を検討していたり。

大風連丸

 ちょっと困ったのが背面まわりです。前回作った構成だとグラフィックボードを使わなかったので自由なレイアウトでファンを付けられたのですが、今回はX99マザーボードなのでグラフィックボードは必須です。しかし、このままでは背面のファンが干渉してしまうので、一旦取り外す必要があります。5個取るので、42-5で、ファンが37個になっちゃいました。

大風連丸

 背面ファンをすべて外してすっきりしました。ここからグラフィックボードを挿します。空いたスペースに14cmファンを足して、ファンの合計数は38個です。今回使ったグラフィックボードは、マザーボードと意匠を合わせるために同じくMSI製の『GTX 980TI GAMING 6G』を選択。クーラーのファンが2個あるため、ファンの合計数はなんとか40個をキープ。ふぅ。

GTX 980TI GAMING 6G
●MSIコンピューター
●実売価格 9万6000円前後

大風連丸

 GTX 980TI GAMING 6Gハイエンドグラボなので性能は十分。サイドのドラゴンマークのLEDがカッコ良いのですが、装着してみると別の問題が浮上しました。

大風連丸

 ボードの自重でPCI Expressスロットに対して垂直になりませんでした。しかし、大風連丸なら大丈夫。

大風連丸

 こうしてアルミフレームの溝にグラボの留め金の端っこがちょうどよくはまるので、あとはファンを外して空いた穴と留め金の穴を結束ケーブルで固定します。

大風連丸

 これで良し。今回はLEDの光る様子をなるべく美しく見せたいのでスロットは1ではなく、下方に位置する3に挿してます。

大風連丸

 ファンのケーブルは精一杯まとめましたがこれが限界でした。マザーボード上のシステムファンコネクターは3ヵ所あったので、それぞれにPWM対応ファンを装着。

大風連丸

 こちらは背面から撮影したカットです。よりケーブルのカオスぶりが強調されただけのように見えますが気のせいです。ひとつ前の写真と同様、プロのカメラマンさんに撮ってもらったのにこのありさまです。ケーブルレイアウトって大事ですよね。まあ、この数になるとどうしようもありませんが……。しかし、このマシンの本領が発揮されるのはこんな明るい場所ではなく、LEDの輝きが映える暗がりです。

 さて、それではお待たせしました。大風連丸のファンとX99A GODLIKE GAMINGの織りなす幻想的な世界をご覧ください。

大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸
大風連丸

  いかがでしたか? これはユーティリティーソフトの『GAMING APP』内の『MB Mystic Light』で色を変えているところです。変えられる色は赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫、白、レインボーと複数あり、発光パターンもGAMING、呼吸、フラッシュ、Shining、Stack、Wave、Rainbow、ランダムから選べます。

大風連丸

 ユーティリティーはこんな画面です。マザーボードのLEDのほか、グラフィックボードのLED発光パターンも変更できるのがおもしろいですね。ちなみに、GAMING APPはゲーム画面にオーバーレイでGPUの使用率やフレームレートなどを出す機能もあり、ベンチマーカーである自作PC系編集者としてはかなりそそる仕様になっておりました。X99A GODLIKE GAMINGは11ac無線LANやBluetooth4.0が使えるのはもちろん、ミニじゃないステレオジャックを搭載していたりと、見た目の派手さだけじゃなく、実益も兼ねているこの“なんでもござれ感”がすごく良いです。

 話題のUSB3.1 Type-C対応はもちろん、SATA EXpressにPCI-E3.0×4のM.2を備え、4-Way SLI/CrossFireもサポート。ネットワークはギガビットLANを2基に無線LANを加え、3系統の通信が可能です。ゲームプレイとゲーム配信、さらにはゲーム動画再生を別々の系統でできるので相互に干渉を受けることなく、安定した接続が見込めます。

 X99系マザーボードは上位プラットフォームだけあって高価なマザーボードが多いのですが、これだけなんでもできると約8万円という価格にも納得がいきます。オーディオまわりも独立PCBや高品位なEMIシールドHDオーディオプロセッサーの採用で、高品質な再生が可能です。

 GODLIKEとは、“神のような”とか“神々しい”という意味ですが、オーバークロッカーもゲーマーも音にこだわるクリエイターにもオススメできる神マザーボードになるかもしれません。

大風連丸

■関連サイト
MSI X99A GODLIKE GAMING製品ページ
MSI GTX 980TI GAMING 6G製品ページ

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