ソニーモバイルは、心拍測定機能を搭載し、iOS対応を果たしたウェアラブル端末『SmartBand 2 SWR12』を発表しました。
↑標準のカバーはホワイトかブラック。右側のブルーのものは別売の『SmartBand 2 Wrist Strap』。 |
“SmartBand”製品は同社のウェアラブル製品シリーズ“SmartWear”の発表当初にリリースされた製品で、これまでに『SmartBand SWR10』、『SmartBand Talk SWR30』の2製品が発売されています。名称および型番から考えると初代SmartBandの正統後継機種となるようです(Talkのほうは、電子ペーパーの画面を搭載し、ボイスコントロールやハンズフリー通話ができましたし、確かにちょっと別枠かも)。
SmartBand 2最大の特徴は、やはり背面に搭載された心拍センサー。運動時の心拍を測定することはもちろん、日常のストレスレベル、感情の高まりなども計測されます。また、現状ではまだ公開されていませんが、今回からiOSに対応。Android 4.4以降、iOS 8.2以降のスマホやタブレットと接続して利用できます。
↑背面に心拍センサーを備える。 |
↑iOS版のホストアプリも登場予定(写真右)! |
初代SmartBandと比べてIP68の防水・防じん性能に対応し、水深3メートルまで潜水可能。また、バッテリー残量などの端末状態を示すLEDはホワイトLEDからRGB LEDに変更されています。
そのほか、通話&メッセージ着信時のバイブレーション機能や、コア部とバンド部を切り離しシチュエーションや気分に応じて色やデザインなどを変えられる着せ替え機構は同様(2は初代より1.7ミリも厚いため、おそらくアクセサリーの互換性はなし)。バッテリー駆動時間(公称値)は初代が5日間だったのに対し、SmartBand 2は通常利用で2日間、STAMINAモード有効時で5日間、運動時などに使う心拍測定モード有効時なら10時間と、機能を追加したぶんやや短くなっています。
↑水深3メートルまでなら大丈夫。 |
気になる価格は119ユーロ(約1万6500円)で、9月に世界60ヵ国で展開予定。日本についての言及はとくにありませんが、リリースの発表地域が“Tokyo”になっているため、日本での発売も大いにありえそうです(とはいえ、現時点でソニーモバイルの日本公式ページのリリース掲載はなし)。
ちなみに、本日よりLifelogアプリの“2.9.A.0.22”も公開。SmartBand 2をサポートしたほか、“心拍とストレス”項目が表示されるようになりました(もちろんソニーの現行機種では測定不可)。また、公式サイトの画像を見ると現在のトップ画像とは異なるUIが使われているため、今後さらなるバージョンアップが期待されます。
↑Lifelogの最新版ではSmartBand 2の対応が実施。 |
↑“心拍とストレス”項目が表示されるように。 |
↑グローバルの公式ページを見るとホーム画面のUIが若干違うようです。 |
●関連サイト
ソニーモバイル 該当プレスリリース(英文)
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