どもども、ジサトライッペイです。米国サンフランシスコで開催中のIntel Developer Forum 2015では、MEGA SSESIONと呼ばれるカンファレンスホールを使って行なわれる大きなセッションのほか、各メーカーの参考出展製品などが展示されるショーケースなども目玉です。
Kingstonブースでは最新のDDR4メモリーの展示やPCI Express接続のNVMe SSDのサンプルなどがありました。しかし、中でも特に注目だったのはこちらの第6世代Core搭載NUCと思しき物です。
メモリーはDDR4のSO-DIMMを採用しています。つまり、現行のNUC(第5世代Core搭載NUC以前)では対応製品がないので、必然第6世代Coreになるというわけです。ブースの担当者いわく、これは新しい世代のNUCだが詳細は教えられない、とのことです。今までのNUCから考えれば、たぶんまだ発表されていないUプロセッサーになるでしょう。
SSDはM.2接続の240GBが載ってました。内部接続はPCI Express 2.0×4です。
インターフェースは背面がMini DisplayPort出力、USB3.0×2、LANポート、HDMI出力を備えています。
前面にはオーディオ用のジャック、給電機能付きUSB、USB3.0といった構成です。
メモリーはDDR4-2133の8GBモジュールが2枚動いていました。DDR4は高クロック動作&低電圧駆動なので、NUCのようなミニPCにはぴったりですね。
ちなみにこちらはKingstonとは全然関係ない、会場ロビーで動き回っていたロボット、通称“Big Mama”。基調講演にも登場し、ダンスを披露したRealSense搭載ロボです。遠くで見てた時よりはるかに大きかったので記念撮影しちゃいました。
Big MamaはCore i7とEdisonで動いています。Core i7はメインの制御に使い、Edisonはライト効果で使っているようです。
頭部にはRealSenseカメラとWindowsタブレットを内蔵しています。
RealSenseで読み取った空間情報はリアルタイムで、大画面液晶に映ってました。でも、これ僕がカメラを持っているシーンですが、わかりますか? Big Mamaにはこう見えているのです。と、このようにIDF15会場ロビーにはセッションやショーケース以外にもさまざまな展示が所狭しと並んでいます。中でもMakersやIoTの展示が多く、PCは意外と少なかったです。2020年までにIoTビジネスで本気でシェアを獲得しに行く姿勢が表われています。
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IDF15
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