こいつ……来るのか!
相模屋食料が20日、アニメ「機動戦士ガンダム」とのコラボレーション第4段商品として、ジオン公国重量モビルスーツ「ドム」をかたどった『トリプル・ドムとうふ』を発表した。21日からスーパーなどで発売する。価格は200円前後。
パッケージはドムに乗り込むガイア・マッシュ・オルテガの攻撃体型「ジェット・ストリーム・アタック」の攻撃態勢がモチーフ。「ヒートサーベル」「ジャイアントバズ」「素手でたたきつぶす」の形状を再現している。
なお赤い部分は「シールではなく別パーツをつくって貼り付けるという荒技をなしとげ、こだわりをつくした」(相模屋食料 鳥越淳司社長)とのことで二度見するほどのクオリティーになっている。「もはやおとうふのパックではない」(同)。
ガイア(マイルドチョコ味) |
マッシュ(ビターチョコ味) |
オルテガ(ミルクチョコ味) |
内容は豆乳クリームを使ったマイルド(ガイア)・ビター(マッシュ)・ミルク(オルテガ)の3種類のチョコレート味。チョコムースのような口どけを実現した“デザート・ドム”だ。この組み合わせにも社長の異様なこだわりがある。
「味わっていただく順番がある。まずはガイアのマイルドチョコ、2番めにほんのり苦いビターチョコ、最後にオルテガであま~いミルクチョコ。名付けて『ジェットストリームアタック食べ』。これを堪能いただきたい」(鳥越社長)
なお味については濃厚感で絶大な支持を受けたナチュラルとうふがベースになっているとのことで「ナチュラルとうふ、略して『NT』。この2文字はガンダムファンにとって大きな意味がある。このとうふは 分かりあえるとうふだ」(鳥越社長)。
オルテガ機を前にドムとうふを食べる |
ガイア。まったり濃厚なチョコレート風味 |
マッシュ。男の子が好きそうな甘めのビター風味 |
オルテガ。いちばん濃厚で甘いミルクチョコ風味 |
今回の「Gとうふ」(ガンダムとうふ)は同社が3年前から展開してきたシリーズ。枝豆と冷奴をあわせた「ザクとうふ」、昆布風味の「ズゴックとうふ」、組み合わせて食べるアボカド風味の「ビグザムとうふ」に次ぐ第4弾商品となる。
「小さいころからガンダムが大好きなわたしにとって今日を迎えられたことは……こんなにうれしいことはない」と鳥越社長は万感の思いを語っていた。
「2013年に『おとうふ1年戦争』が始まり、破竹の勢いで戦線を拡大してきた。あれから2年間、Gとうふへの思いを馳せながらも試行錯誤の毎日を続けてきた。納得のいくイメージがなければGとうふにふれてはいけない……という思いがあったが、ついにこれだと思うものに出会えた」(鳥越社長)
ガイア。ヒートサーベル装備状態 |
マッシュ。ジャイアントバズ装備状態 |
オルテガ。素手で叩きつぶしている状態 |
ちなみになぜドムなのか。理由は、ガンダムとうふが絹や木綿などの本流からはずれた意欲的な設計思想にもとづきながら愛されるおとうふだからだったという。
「ガンダムファンとしての熱い思いがこみあげてきた。いわゆる本流ではない意欲的な設計思想といえば、ドムではないか、ドム以外にはない。そう考えるにいたった。わたしはこの場にふたたび帰ってきた」(鳥越社長)
なお今回もおとうふを使ったジオラマレシピ写真コンテストを開催予定。会場にはジェットストリームアタック陣形を再現したり、ジャイアントバズの爆煙をマシュマロでかたどるなど、死ぬほど芸が細かいジオラマが飾られていた。
砂漠戦。マシュマロで爆風を表現 |
ジェットストリーム陣形を再現 |
市街戦。片隅にザクの頭がちらりと |
さて、紹介記事は書いたし、あとは週アスのたべものがかりナベコさんの実食レポートを待つだけだ。俺を踏み台にして、地面にたたきつけてほしい。
©SOTSU・SUNRISE
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相模屋食料 Gとうふ
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