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新しいOfficeアプリ Sway が正式版で登場 簡単プレゼン、どこまで使える?

2015年08月06日 15時00分更新

新しいOfficeアプリ『Sway』が正式版で登場

 ExcelやWord、PowerPoint、OneNoteなどなどのOffceファミリーに、新しいアプリ『Sway』が正式版として追加された。8月5日(現地時間)、英語版のOffice公式ブログが伝えた。
 対応環境はWindows 10/iPhone/iPad用のネイティブ版と、Webアプリ版がある。Android版は現状用意されていない。 

新しいOfficeアプリ『Sway』が正式版で登場
公式サイト(日本語版)より。利用可能なデバイス一覧では、Windows以外ではiOSからまず対応。

 Swayは、画像やテキスト、他社Webサービス埋め込みタグなどを組み合わせて、トランジション効果などで動きのあるコンテンツが作れるツール。

 動きのあるコンテンツをつくるツールという点でPowerPontに似ているが、プロ向けの資料作成ツールではなく、キッズなどでも扱いやすいように、使い勝手をより簡単にして、メッセージ付きのインタラクティブなアルバムや、自由研究の記録などに利用する用途をイメージしているようだ。

 変わっているのは、素材を探す機能。たとえば写真のWeb版Swayの編集画面では、「san francisco」で検索すると、検索ワードに関連する写真や、関連するツイートなどを探し出してくれる。
 Swayコンテンツをつくる際には、こうした検索結果から素材をインポートして、キュレーションする形でつくっていくことを重視しているように見える。 

新しいOfficeアプリ『Sway』が正式版で登場
画面の左ペインで素材を検索しているところ。写真とツイートが同列に表示される。好みのものを、ここから選んで右ペインのノートに貼っていくことができる。

 まだ短時間しか触っていないものの、少し気になった点もある。
 検索結果で表示する写真を「クリエイティブコモンズライセンスでタグ付けされた画像」に指定しているのに、どう考えてもクリエイティブコモンズライセンス対象ではない画像も出てくること。
 ライセンス周りの検索結果はあまり信用しすぎない方が良さそうだ。

 Swayで作成したコンテンツは、Webブラウザでみられる形で共有できるほか、サイトへの埋め込みもできる。この点でも、OneNoteやPowerPointなどの既存のOffieファミリー製品というよりは、かなりWebっぽいアプリだ。

新しいOfficeアプリ『Sway』が正式版で登場
Swayの公式サイト。すでに日本語化もされていた。

●関連サイト
Sway公式サイト
Office blog(英語)

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