週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

マジで2万円!?破壊的価格の Windows 10ノート『Cloudbook』が8月発売(ただし国内未発表)

2015年08月05日 10時30分更新

破壊的安さ169ドル!(2万円) Windows 10ノート Cloudbookは買いか?

 Netbookの再来?いやいや、Chromebookキラーでしょう、これは。
 アメリカでは若年層向けにChrome OSを搭載したノートPCが150〜250ドルで売られていて、家電量販店では専用の販売コーナーがつくられるほど知名度があります。
 正直、Google世代の人たちや大学生にとっては、OfficeはGoogle Docsでいいし、メールはGmailしか使わないし、YouTubeだってこれで見られちゃうし、ということなわけですよ。 

 でも同じ価格でWindows10入りのマトモなノートが買えたら?僕ならこっちを買っちゃうな。

 Acerが8月4日(現地時間)発表した『Aspire One Cloudbook』は、まさにこのChromebookの市場を狙った破壊的価格のモバイルノート。まず価格ですが、1.15kgの11インチモデルが169ドル(約2万円)、1.6kgの14インチモデルが199ドル(約2万4000円)。安い。

破壊的安さ169ドル!(2万円) Windows 10ノート Cloudbookは買いか?
破壊的安さ169ドル!(2万円) Windows 10ノート Cloudbookは買いか?

 気になる性能は、ストレージが32GB or 64GB(eMMC)、メモリーが2GBと少なめですが、結構まともです。CPUは”the latest”(最新の)Celeronだし、無線は802.11acだし、さらにこの価格でOffice365 Personalと1TBのOneDriveサブスクリプションも付属します。本体の厚さは17.9mm。
 ガジェット好きにとってうれしいのは、ファンレスで動作するって部分も「お、やるじゃない」と嬉しくなる部分。

 エイサーは「Cloudbookシリーズはオンライン志向で軽量で、完璧にWindowsが動くマシンを探している人に最適な答え」と語ってます。要するに、ChromebookでWindowsが動いたら……と思ってた人に完璧な答えってことです。

 北米市場への登場は、まずCloudbook 11が8月中に169ドルで出荷開始、続いてCloudbook 14が9月に199ドルで登場する予定。
 日本国内発表は未定ですが、これが国内にも登場したら、格安ノートPC市場にちょっと波乱を巻き起こしそうです。 

●関連サイト
Made for the Cloud: Acer Introduces Aspire One Cloudbook Powered by Windows 10 - Acer US

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります