『ハコスコ』など段ボール製のVRゴーグルは非常に安価なのが魅力ですが、スマホを表示装置として使う関係上、VR視聴中にスマホを操作できないのが難点です。
明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授、理工学部の加藤邦拓助手らは、WHITEおよびサンメッセとの共同研究によりダンボール製VRゴーグル『MilboxTouch』のプロトタイプを開発しました。
『MilboxTouch』は筐体側面に導電性インクで印刷したパターンに触ることで、ゴーグル内に設置したスマホを操作可能。パターンの触り方を変えてタップやスクロール、スワイプといった入力操作が可能です。操作には明治大学が開発した“ExtensionSticker”技術が用いられています。
段ボールに導電性インクを印刷するというシンプルなアプローチで、安価に操作対応VRコンテンツ視聴環境を実現する『MilboxTouch』は、8月1日~8月2日に開催される『Maker Faire Tokyo 2015』に展示される予定です。
↑『Milbox』公式サイト |
■関連サイト
・明治大学
・Milbox公式サイト
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