平面スピーカー『サウンドバー』 |
撮影:高橋智 |
「厚さわずか2mmのスピーカーなんです」
7月23日、秋葉原MOGRAで大江戸スタートアップが開催した『AKIBAベンチャーピッチ』。ピッチに立った6社のうち、すさまじいオーディオ機器『サウンドバー』を持ってきたのが埼玉のメーカーTHRIVE(スライブ)だ。
岩屋雄介氏はサウンドバーの品質に自信を見せる。
「わずか20グラムしかありません。しかも、10円玉2枚の薄さです」
厚さ2mmのユニットでハイレゾまで対応予定とのこと |
撮影:高橋智 |
独自のオーディオエンジンも開発した。オーディオエンハンサー、DRC機能などを搭載し、ハイレゾ再生にも対応する予定だという。
「Bluetoothで音を飛ばし、USBで充電した電力だけで再生できます」
再生周波数帯域は50Hz~40kHz。同社開発のシート状スピーカーユニット『.pzBASS_UNIT』を複数枚重ねることで、たとえばタイルのように壁に貼ったパネルから音楽を流すことができる。
ビジネスモデルは法人向け(B2B)。スピーカーユニット、ユニットをドライブする回路、ソフトをセットメーカーに販売していく。現在は試作品なので有線だが、将来はワイヤレスで展開予定。
ピッチの審査にあたったさくらインターネット田中邦裕社長は「小さくて薄いスピーカーはすでにある。逆に、同じユニットを組み合わせてどれだけ大きいものができるかを考えるのが面白いのでは」と話していた。
『大江戸スタートアップ AKIBAベンチャーピッチ』
●開催概要
■日時 2015年7月23日(木)
開場/受付 18時 開演19時 終了22時
■場所 MOGRA 秋葉原
東京都台東区秋葉原3-11 B1
JR秋葉原駅中央口 徒歩約5分、東京メトロ銀座線末広町駅 徒歩約5分
■入場料:無料
■観覧募集人数:100名
■主催 KADOKAWA
■協賛 さくらインターネット、日本マイクロソフト
■当日のタイムスケジュール
開演前にDJによるデモ
Akibaベンチャーピッチ プレゼンバトル
1社目『痛すぽ』 株式会社ジョイアス(内村康一代表)
2社目『pzBASS_UNIT』 株式会社スライブ(岩屋雄介氏)
3社目『jThird』 株式会社ジェイスリー(松田光秀代表)
4社目『痛部屋』 株式会社SO-ZO(王冉代表)
5社目『ガラポンTV』 株式会社ガラポン(保田歩代表)
6社目『GO-DJ』 株式会社JDSound(宮崎晃一郎代表)
スポンサーセッション
日本マイクロソフト株式会社
さくらインターネット株式会社
表彰式
■審査員
さくらインターネット 田中邦裕 代表取締役社長
日本マイクロソフト OEM統括本部 嶋内愛 マーケティングスペシャリスト
Cerevo 岩佐琢磨 代表取締役
kibidango 松崎良太 代表取締役
週刊アスキー編集長代理 伊藤有
ニコニコ生放送 配信ページ
●関連サイト
THRIVE
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