マウスコンピューターは7月25日に長野県飯山市の同社飯山工場にて、“訳ありセール”と“2015年度 親子パソコン組み立て教室”を開催した。
↑ジサトラ ハッチが現場をレポート! |
↑2015年3月14日に北陸新幹線 長野駅から金沢駅間の開業により、最寄りの飯山駅に新幹線で来れるようになったため、格段に行きやすくなった。 |
訳ありセールはわずかな擦り傷や凹みがある製品、化粧箱が汚れた製品を再整備し、動作確認ができた“訳あり品”の特価販売を行なっている毎年恒例の人気セール。
列の最前列の人は去年最も割り引き価格が高かったハイエンドゲーミングPCの“MASTERPIECE”が購入できなかったため、今年はどうしても入手したかったという。そして、今年は見事通常価格53万9784円の『MP-i1440PA1-SP-DOC-CL』を13万円で購入していったそうだ。
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セール当日は午前8時すぎに当初予定していた300枚の入場整理券の配布が完了し、セール開始30分ほどで目玉商品はほぼ売り切れたとのこと。
私が見に行った10時ごろには液晶ディスプレー、タブレット、スティックPCがいくつか残っているほどで、PCはほとんど残ってなかった。
一方、今年も毎年恒例となる“2015年度 親子パソコン組み立て教室”は、午前9時から第1組が開始。
主催者の挨拶や概要説明があった後、工場見学と組み立てパーツのピックアップが行なわれた。
↑組み立て前には全員で記念撮影も行なわれた。最前列の左端は飯山市市長 足立正則氏、右端は同社社長の小松永門氏。 |
↑PCパーツのピックアップは、製造指示書のバーコードを読み取るとランプが点灯し、必要なパーツがどの棚にあるかわかるようになっている。 |
↑工場内には本体ケースや内蔵パーツなどが、所狭しと棚に並んでいる。 |
↑パーツが多い、デスクトップを組み立てる子は、台車で運んでいた。 |
組み立て教室は参加希望が多くなり、去年の20組を超える30組の親子が参加。デスクトップPCは8組、ノートPCが22組。去年はほとんどがノートPCだったが、今年はややデスクトップの割合が増えたようだ。募集対象は小学6年生とその保護者。参加費はなく、選択したパソコンを3割引きで購入して組み立てを体験できる。
↑PCを組み立てるための工具や製品に必要なシールを張るためのスケールなどが準備されている。子供には万が一の静電気対策用のリストバンドも用意されている。 |
↑解説書やマニュアルがきちんと用意されているため、自作PC初心者でも安心。 |
↑組み立て時には、実際に工場で働いている同社の社員がサポート。 |
↑中にはナノダイヤモンドグリスやクーラーマスターのCPUクーラーを選択するなど、コダワリのPCを自作する親子も。 |
↑PCが組み上がったら、動画や音楽を流して動作チェック。 |
今回の参加者で最も遠方から参加した人は三重県から来ていたとのこと。毎年、取材をさせてもらっているが、子供たちが熱心に親と会話しながらPCの組み立てを行なっているのが印象的だ。
親子パソコン組み立て教室に訳ありセールと、毎年このイベントのときは多くの人が飯山工場を訪れており、地域コミュニティーにも貢献している。来年の盛り上がりにも期待したい。
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