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データを制する者が試合を制す サッカーの動きを解析するデジガジェEagle Eye登場

2015年07月23日 12時45分更新

 サッカー選手の動きを解析して、走行距離、軌跡、スピードをデータ化できる『Eagle Eye(イーグルアイ)』がクラウドファンディングサイト“Makuake”での資金募集による先行発売を開始した。

 Eagle Eyeはサッカー選手の二の腕に装着して、練習中、試合中の選手の動きを記録。プレー終了後にデータをアップロードすることで、スマートフォンやタブレットの専用アプリで、選手の動きを確認できる。Eagle Eyeのデバイスが手に入る支援プランは“【超早割:限定50名様】Eagle Eye 1台 [SOLO ver]”の1万3500円から。11人の選手すべてに装着可能な12個をセットにした“【超早割:限定4名様】Eagle Eye 12台 [TEAM ver]”14万9900円のコースもある。

Eagle Eye

 記録されたポジショニングと走行軌跡をヒートマッピングで可視化。スプリント計測 (回数とスピード)、走行距離計測も可能だ。ひとりからチーム全員がEagle Eyeを使用していれば、データを統合して、確認することも可能だ。専用アプリの利用は無料。

Eagle Eye

 週刊アスキーでは、『Eagle Eye』を開発するUp Performa(アップパフォーマ)の山田修平CEOにインタビューもしており、詳しい仕組みや、今後の販売戦略などの話をうかがった。

 現代スポーツでは、練習方法の改善、チーム戦術の向上などさまざまな面でデータの解析が活用されている。しかし、専門性の高いソリューションを導入するには数千万円という高額なコストが必要で、プロのトップチームやトップアスリート、強豪といわれるような学校など一部でしか利用できていない。Eagle Eyeはサッカーの解析のコストを劇的に下げることで、一般の中学、高校、大学のクラブチームからアマチュアスポーツまでサッカーのデータ解析を広めてくれそうだ。

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Eagle Eye

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