どもども、ジサトライッペイです。先日始まった7月26日に秋葉原で開催するイベント『ASCII.jp CAFE』用の、『42個のファンを搭載する超空冷パソコン、大風連丸を自作する』ですが、ようやく注文したパーツが届き出したのでレポートします。
僕が注文したのは主にPCケースの骨組みとなるアルミフレームとケースファンです。しかし、それぞれ発注個数が多く、フレームで合計55本、ファンは42個になりました。フレームはユキ技研さんで一括注文できましたが、ファンは各サイズごとに同じ製品にしたかったので、各店舗の少ない在庫を吟味して複数店舗に注文をかけました。ゆえに、ちゃんと全部の注文が届いているのか心配です。
一番大きな箱にはユキ技研さんのアルミフレームがぎっしり入っておりました。キャスターやらエンドキャップやらボルトやら込みで5万5836円かかっています。5万円払ったという事実も手伝ってかやたら重く感じます。
とりあえずすべての梱包を開封してみるとCorsairの14cmファン『CO-9050017-BLED』が6個足りませんでした。問い合わせてみると、休日配達で受け取りできず郵便局留めになってたらしく、本日中に持ってきてくれるということに。ほっとしました。
さて、今度は自分で描いた設計図を基にこれらのパーツを組み上げていかなければいけないのですが、ここで重要なパーツを紹介いたします。それが上記の『テーパーボルト』(左)と『鉄後入れTロック25』(右)です。この2つの部品が骨組みの組み立てをより簡易にしてくれる秘密兵器なのです。ちなみに、100個単位で買うと安くなるので、とりあえず100個ずつ注文しておきました。
左が鉄後入れTロック25で、右がテーパーボルトです。では早速組んでみましょう。
まずはアルミフレームの溝に鉄後入れTロック25を滑り込ませます。普通の『Tロック25』は端っこから入れなければならないのですが、僕が選んだ鉄後入れTロック25(1個当たりの価格は110円。100個入りの場合1個あたり88円。普通のTロックよりも20~25円ほど高価)は、“後入れ”の名の通り、端っこからだけじゃなく、途中からねじって入れることができます。普通のTロックは端っこをとめてしまうと途中にフレームを追加する場合、端っこのフレームも一旦外さなければなりませんが、この後入れタイプの場合、外さなくてもOKなのです。Tロックに比べて固定力は弱い(ねじると取れる場合がある)のですが、Tロックシステムに慣れていない僕のような初心者にはありがたい便利パーツです。
フレームは中央が空洞になっており、先ほどの鉄後入れTロック25の先端を挿します。
挿すとこんな感じになるのですが、この時点では固定されておりません。そこで、テーパーボルトの出番です。
固定はテーパーボルトをフレームのネジ穴に入れて六角レンチでしめるだけ。きつめにしめたら結構がっちりとまりました。これならちょっとやそっとねじれの方向に力が加わったところで外れることはないでしょう。きっと。
ちなみに骨組みをこの要領で組み立てていくと僕の設計図では、あと93ヵ所Tロックシステムで結合していかなければなりません。果たして僕はイベント当日(7月26日)までに大風連丸を完成させることができるのでしょうか。気が遠くなってきました。
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