マウスコンピューターの『MADOSMA Q501』、標準カラーのホワイトのボディーは毎日使っていると汚れがちょっと気になるもの。ぴったりなケースが欲しくなりますよね。でも、残念ながら現時点では純正ケースはなく、サードパーティー製もあまり豊富ではありません。
ならば、同じ大きさのスマホを探してそのケースを流用すればいいんじゃないのかな?ということで、筆者行きつけの中国・深センで見つけてきましたよMADOSMAぴったりのケースを!
↑MADOSMAと同じサイズのスマホはあるの? |
MADOSMAと同じ5インチディスプレー搭載の他社製スマホで似たような同じサイズのものがないかざっと見てみたのですが、サムスンやHTC、LGエレクトロニクスなど大手メーカー製品にはありませんでした。そうなるとここはやっぱり中国メーカーに頼るしかない!
↑中国5インチモデル130機種を全部チェック。 |
世界一のスマホ市場である中国。2015年に入って発売されたモデル数を中国の情報サイトで調べてみると、なんとすでに493機種!恐ろしい数ですね。そのうち5インチディスプレーを搭載したモデルは130機種。この130機種の本体サイズを全部調べましたよ、えぇ。
↑ちなみに、これが中国語の表記。 |
似たようなサイズの製品があると思いきや、最近の中国スマホは意外にも薄型モデルが多く、また縦横のサイズも数ミリ違うものばかり。130機種もあれば同じものがありそうなのですが……。そうやっていろいろ探してみた結果、あのメーカーの端末がほぼ同じサイズだということがわかりました。
それはファーウェイ。『honor Play 4C』がほぼMADOSMAと同じ大きさなのです。さっそくMADOSMA(左)と大きさを比較。なおhonor Play 4Cの実機がないので、同型モデルのファーウェイ『C8818』と比べてみることに。
honor Play 4C:71.9(W)×8.8(D)×143.3(H)ミリ
MADOSMA:70.4(W)×8.4(D)×142.8(H)ミリ
サイズはほぼ同じですね。これならば、honor Play 4Cのケースを買えばMADOSMAでも使えそう!
↑ファーウェイ『honor 4C』とほぼ同サイズ。 |
日本でも自社製品の販売サイト“Vモール”を立ち上げたファーウェイですが、honor Play 4Cは日本では販売していません。現在は中国など一部国と地域でのみ販売中。ケース類も現地で入手するしかありません。そこで、筆者の住んでいる香港から深センの電脳街を訪問、honor Play 4Cのケースを探してみました。なお、現地では「ファーウェイの4C」と言えばだいたい通じます。
↑カメラの位置までほぼ同じ。 |
↑側面ボタンは両モデルで配置が異なる。 |
驚くべきことに両者はカメラの位置もほぼ同じ。これならケースで背面を覆ってもカメラが隠されません。側面はというと、honor 4Cは右側に電源とボリュームボタンがあり、MADOSMAはボリュームが左側。まあこれはあとで書きますがなんとかなりそうです。
↑カラーバリエーションを含めた数種類のケースを購入。 |
では、実際にケースは共用できるの?ってことでさっそくこれだけを購入。カラバリも含めてどーんと買ってみました。なお、ここから先はファーウェイの機種名はhonor 4Cと略します。
↑まずは、高級っぽい革ふうケース。 |
最初に試したのはフリップ式の革ふうのケース。色は青と黒と白の3色。もちろん買う時は「ファーウェイ4Cの」と言って出してもらいました。フリップ部分にはカードが入るようでしたが、実際はうまく入らず。まあ、このあたりはチャイナクオリティーってことで。
↑まるで純正!ジャストフィット! |
ケース内にMADOSMAをはめてみるとジャストフィット!これ純正ですか!?と思えるくらいちゃんとはまります。honor 4Cとの若干のサイズ差はケースのサイズ誤差がうまく吸収してくれているみたいです。色によってわずかにゆるいものの気になるレベルではありません。
↑スタンドにもなるのがナイス。 |
この手のフリップケースは横向きにして本体を立てることもできます。動画を見たり、Bluetoothキーボードを接続して文字打ちするときなどに便利なポジションですね。
↑電源ボタンはオーケー、ボリュームボタンはどうしよう? |
さて、問題は側面ですね。honor 4C用ケースなので右側面は電源ボタンとボリュームボタンまで長く開口しているので、MADOSMAの電源ボタンも干渉しません。一方、左側面はボリュームボタンが隠れてしまいます。ここまでピッタリはまるケースなので音量調整するときだけケースから外せばいいかもしれませんね。ところが、解決策はちゃんとあるのです。
↑ヘッドセットを使えば音量調整可能。 |
このケースは上下部分が開いているので、マイクロUSBケーブルやヘッドセットの装着は問題ありません。ということで、リモコン付きのヘッドセットを接続すれば、リモコンのボリュームボタンで音量調整できるわけですよ。これならケースを装着したまま使えますね。
↑カラフルなジャケット型ケース。 |
こちらはカラバリも豊富なジャケットケース。各機種用が出ていて筆者もよくLumia用などを買っています。11色あったので全部買ってみましたが、サイズを確認するだけなら1色だけ買えばよかったかな?
↑これもジャストフィット。 |
↑MADOSMAのイメージが変わる。 |
こちらのケースもジャストフィットでした。裏側を見るとカメラ部分も問題ありません。下部はスピーカーが隠れてしまいますが、音は出るのでまあ問題なさそう。気になるなら穴をあけるなどの加工をすればいいかもしれません。側面は先ほどの革ふうケースと同じでボリュームボタンが操作できないのでヘッドセットを使いましょう。
↑透明TPUはいちばん無難な選択かな。 |
そして、こちらはスマホ向けとしてはごくごく一般的な透明TPUタイプのケース。これもhonor 4C用が出ています。
↑シンプルにMADOSMAを保護。 |
↑ただし、端子は埋まってしまう。 |
これもほぼぴったりで、さりげなく保護するという点では一番よさそうです。しかも素材が柔らかいので、つけたまま左のボリュームボタンを押すことが可能でした。一方上下も覆われてしまうので、上の端子類が隠れてしまいます。honor 4CとはヘッドフォンジャックやマイクロUSB端子の場所が異なるからです。充電時やヘッドセットを使いたい場合はケースを外す必要があります。
↑Galaxyタイプに期待。 |
↑本当の“窓スマ”になる? |
ここから先に紹介するケースはちょっと難点があったもの。まずはGalaxyシリーズでおなじみの窓付きフリップケース。これが使えたら窓からMADOSMAを操作できて便利なんですけどね。
↑残念!ちょいとゆるい。 |
最初に紹介した革ふうケースとほぼ同じ構造なのですが、MADOSMAをはめると若干ゆるく、本体が上下に1ミリ程度動いてしまいます。強く振るとはずれてしまいそうです。このケースは精度が高い“良品”ということなのでしょうが、MADOSMAに使うとなるとNGでしょう。ということで、honor 4C用のケースが使えると言っても、試してから買わないとこのケースのようにゆるくてピッタリじゃない、という場合もありそうです。
↑メタルケースは電源ボタンが押せない。 |
続いてこちらのメタルケース。裏カバーをスライドしてはずしてMADOSMAを入れるだけ。見た目がクールな感じになるものの、側面の電源ボタンが押せないので実用性がありません。なお、ケースのボタン部分は内側からテープ止めなのでここをはぎ取ってしまえばいいかも。
↑カラバリケースもモノによってはダメ。 |
↑honor 4Cのサイズに対して余裕あり。 |
こちらは別のお店で買ったケース。先ほどのもの(手前の赤)と似ていますがカメラ周りにちょっとでっぱりがあるなど成形が異なっています。こちはMADOSMAをはめてみるとだいぶゆるくて安定しません。どうやらhonor 4Cの大きさに対して少し余裕を持たせた大きさになっているようです。
↑本体の次はアクセサリーに期待。 |
6月のMADOSMAの発表会では背面カバーのカラバリ品も参考出展されていました。MADOSMAのケースもいずれ多く出てくるかもしれませんが、しばらくは今回紹介したような他機種のもので楽しむのもいいでしょうね。
●関連サイト
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