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スイスポストがドローンを使った緊急時限定の物資空輸実証実験を開始

2015年07月08日 20時00分更新

 スイスの国営郵便会社であるスイスポストは、同国のWorldCargo社、米Matternet社と共同で、ドローンを利用した物資空輸の実証実験を開始すると発表した。開始時期は7月。実験には、充電1回で重さ1キロ程度の荷物を10キロ先まで空輸できる、Matternet社のドローン『Matternet ONE』を使用する。

20150708swisspost
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 ドローンによる空輸は各国で規制の枠組みが異なる。また、機器のバッテリー寿命や輸送距離など、さまざまな制約があるが、スイスポストは緊急時に限定したドローン空輸を想定している。嵐などでルートが分断され、外部から遮断された地域への無人偵察も兼ねた物資輸送や、臨床検査で優先度の高い荷物の緊急輸送など特定用途で活用することで、ドローンの規制条件や技術的な障害を明確化していく構え。

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スイスポスト

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