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日本HPかっこよすぎ!LEDの色が自在に変わるタワーPCや深紅の2in1ノートPCを発表

2015年07月08日 11時00分更新

 日本HPは2015年夏モデルPC第2弾を発表しました。ラインアップはデスクトップPCが5モデル、ノートPCが4モデルの計9モデル。製品によって異なりますが、家電量販店や直販サイトで取り扱う予定です。

デスクトップPCは約2年半ぶりにデザインを一新

 今回発表されたのは『ENVY』、『Pavilion mini』、『HP』各シリーズの最新モデル。シリーズごとに素材や加工方法を区別し、ブランドイメージの明確化を実施。また、タワーPCに関しては5月に発表された『ENVY 750-080jp/CT』と同じく、縦方向を意識したデザインはシリーズを横断して統一されています。

『ENVY Phoenix 850-090jp/CT』
●直販価格 18万3384円〜
●本日(7月8日)発売開始

日本HP

 直販サイトでのみ取り扱い予定のパフォーマンス重視のゲーミングPC。Core i7-5820K(6コア/12スレッド、3.3GHz、最大3.6GHz)かCore i7-5960X(8コア/16スレッド、3.3GHz、最大3.5GHz)から選べる。メモリーは最大32GBの高速なDDR4。グラフィックはGeForce GTX 960もしくは同980を選択でき、ストレージは最大3TBのHDDもしくは、SATA接続の最大512GBのSSD、高速なM.2接続の128GB SSDを選べる。

 筐体の正面には縦に伸びるイルミネーション・バーを設置。専用のソフトウェア『HP Phoenix Control』を利用すれば自分好みの色に変更できるほか、CPU温度や使用率に応じて自動で変更されるよう設定可能。

『Pavilion Mini 300-150jp』
●予想実売価格 9万7000円前後
●7月17日以降順次発売予定

『Pavilion Mini 300-130jp』
●予想実売価格 7万6000円前後
●7月17日以降順次発売予定

日本HP

 CDケース1枚ぶんで収まるコンパクトなPavilion MiniシリーズはCore i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)、8GBメモリー、1TB HDD採用の300-150jpと、Core i3-5005U(2コア/4スレッド、2GHz)、4GBメモリー、500GB HDD採用の300-130jpを用意。

 小型ながらも、USB3.0を4基、HDMI、DisplayPort、SDXCカードリーダーなどの豊富なインターフェースを搭載。OSはWindows 8.1 Update(64ビット)で、MSオフィスは付属しません。カラーバリエーションはブリザードホワイト1色で、量販店のみでの展開になります。

『HP 251-a30jp』
●予想実売価格 5万4000円前後
●7月下旬発売予定

日本HP

 量販店でのみ展開予定のエントリー向けタワーPC。Celeron N3050(2コア/2スレッド、1.6GHz、最大2.16GHz)、メモリー 4GB(最大8GBまで増設可能)、500GB HDDを搭載。標準では3.5・2.5インチ兼用ベイが1基空きとなっており、一定の拡張性は確保。SDXCカードのほか、メモリースティックにも対応するメディアカードリーダーやDVDマルチドライブが付属。写真の管理などにも最適です。

『HP 20-r030jp』
●予想実売価格 8万6000円前後
●7月17日以降順次発売予定

日本HP

 量販店でのみ展開予定のエントリー向けオールインワンPC。CPUはPentium N3700(4コア/4スレッド、1.6GHz、最大2.4GHz)、メモリーは4GB(最大8GBまで増設可能)、ストレージは500GB HDD。ディスプレーはノングレアの19.5インチで解像度は1600×900ドット。

 ワイヤレスの日本語キーボードとマウスが付属。IEEE802.11b/g/n対応の無線LANも標準搭載するなど、買ってすぐ使い始められるPCとなっています。

ノートPCは2in1機を中心にアップデート

 ノートPCもデザインを一新。エントリーモデルやハイエンド機ともに、パームレストや天板の細かい質感が向上しています。

『ENVY 17-n000』
●直販価格 13万4784円〜
●7月下旬発売予定

日本HP

 直販サイトでのみ取り扱い予定のプレミアムノートPC。Core i7-5500U(2コア/4スレッド、2.4GHz、最大3GHz)、ディスプレーは17.3インチフルHD(1920×1080ドット)のタッチ非対応ノングレア液晶を搭載。

 スタンダードモデル(m008TX)と高速デュアルディスクモデル(n009TX、n010TX)の2種類3モデルがあり、m008TXは8GBメモリーと1TBのHDD、n009TXは8GBメモリーと256GB SSD(SATA接続)、そしてn010TXは16GBメモリーと256GB SSD(SATA接続)という違いがある。

 Office Home&Business Premium プラス Office 365サービスはオプションで選択可能。高速デュアルディスクモデルの場合は、全体的な動作速度、ファイル読み書きに関してストレスなく利用できる一方、スタンダードモデルでもウェブやMSオフィス利用などの用途であれば十分。予算に合わせて選びたいところ。

『Pavilion x2 10-n000』
●予想実売価格 7万円前後
●8月下旬発売予定

 

日本HP
日本HP
↑スタンドモード時。
日本HP
↑タブレットモード時。

 液晶部をタブレットとして利用できる液晶脱着型2in1 PC。折りたたんだり、液晶をひっくり返してキーボードと接続することで、通常のノートPCモードに加え、テント、スタンド、タブレットの計4つのモードに対応。ヒンジ部は2つのドッキングポートのほか、マグネットヒンジでしっかり固定して瞬時に着脱が可能です。なお、キーボードはハードユーザーの要望が多い物理接続式を採用。

 CPUは昨年発表されたBay Trail Refresh世代のAtom Z3736F(4コア/4スレッド、1.33GHz、最大2.6GHz)、ディスプレーは10.1インチフルHD(1920×1080)ドットのタッチ対応液晶、メモリーは2GB、ストレージは64GB eMMC、OSはWindows 8.1 Update(32ビット)となります。

 量販店と直販サイトの両方で取り扱う予定ですが、スペック差はなく、カラーバリエーションもサンセットレッドとブリザードホワイトの2色で共通。ただし、量販店モデルにはOffice Home and Business 2013が付属します。量販店モデルはオフィスも付くため、変形機構を利用した様々なビジネスシーンに対応できると言えます。

『HP Pavilion 11-k000 x360』
●予想実売価格 7万6000円前後
●7月17日以降順次発売

 

日本HP
日本HP
↑ミンティアグリーン
日本HP
↑サンセットレッド

 脱着式のx2に対して、Pavilion x360は回転式(いわゆる“ヨガ型”)の量販店向け2in1 PC。ヒンジ部は従来の同シリーズに比べ、2ギアから3ギア式へ強化。よりしっかりと固定し、微細な調整ができるようになった。カラーバリエーションはミンティアグリーンとサンセットレッドの2色展開。

 Braswell世代のCeleron N3050(2コア/2スレッド、1.6GHz、最大2.16GHz)、4GBメモリー、500GB HDDを搭載。ディスプレーは11.6インチのタッチ対応HD液晶(1366×768ドット)。重さは約1.49キロで、MSオフィスは付属しない。ファンレス仕様で静音性に優れ、2台目用途などに特化しています。

『HP 15-ac000』
●予想実売価格 7万円前後〜
●7月17日以降順次販売

日本HP

 5月に発表、6月に発売された『HP 15-af000シリーズ』の量販店モデル。15.6インチのタッチ非対応HD液晶(1366×768ドット)を搭載。最高スペックのスタンダードモデルはCore i5-5200U(2コア/4スレッド、2.2GHz、最大2.7GHz)、メモリー 8GB、ストレージ 1TBを搭載。Office付きは4GB メモリー、500GB HDDのスタンダード・オフィスモデルを選択する必要がある。

 エントリー向けという位置付けの製品で、ディスプレーは高性能機と比べてやや荒いため、動画や画像編集には向かないが、ウェブ閲覧やメール、簡単なオフィスファイルの作成・編集はストレスなくできそうです。

●関連サイト
日本HP

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