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Twitterの「話題のニュース」機能 日本だけで始まる

2015年07月01日 11時15分更新

Twitter

 これってつまり、ツイッタートレンドがニュース専門に切り分けられた感じ?

 30日、Twitter上で、その瞬間に多くの人々の関心を集めているニュースがすぐにわかる「ニュース」機能の提供が開始された。まずはiOS版のTwitter公式アプリのみで近々Android版も提供予定だという。

 ニュース機能は日本でのみ対応。iOS版のTwitter公式アプリに新たに5つ目の「ニュース」タブが追加され、話題になっているニュースを一覧で見れる。

 見出しをタップすると、ニュース冒頭部分、全文記事へのリンクが確認できるほか、関連する他のニュース媒体の記事や他の利用者のツイートが確認できる。

 ニュースキュレーションアプリのSmartNewsのようにスマートモードがあるわけではなく、現状ではあくまでニュース関連のTwitterトレンドが閲覧できるような形だ。現状ではユーザーが自分で個別の表示を選ぶことはできない。あくまでその時点で多くの人々が興味を持っているニュースが出てくる。選ばれるサイトの基準などは不明だ。

 Twitterらしい部分としては、ひとつのニュースに関するユーザーのツイートをまとめて読みやすくなっている部分と、詳細ページから簡単に記事についてツイートできるところだろうか。(ちょっとNewsPicksっぽい)

Twitter
中央のタブをタップすると、最新のニュースが関連ツイート数とともに表示される
Twitter
ニュースの簡易表示の下で、関連記事やユーザーのツイートが閲覧できる

 どんなニュースが注目されているのかわかる機能を作った理由は、「世界各地から毎日集まる5億件以上のツイートの中には、多くの人々が興味を持っているニュースのツイートもたくさん存在します。しかし、複数のニュースアカウントをフォローしていても、どの情報が今現在の大きなニュースなのかはわかりません」と記している。

 今年2月にはSmartNewsが日米で1000万ダウンロードを集め世界的な支持を広げており、さらにFacebookが先月発表した新サービス『Instant Articles』では、プラットホーム内部でのニュース配信が始まるなど、ニュース閲覧に関する競争は激化しつつある。

 今回のニュース機能は、「日本の皆さんに役立つサービスとなるように開発」されたということだが、さらなる展開があってもおかしな話ではまったくないだろう。というかそうなったら面白い。情報取得のツールとしてさらに便利に、利用しやすくなるなら、みんな歓迎のはずだ。

画像:Twitter

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