カギとなるのは、目的のためのテーマの使い方。ほしい情報が何かわかっている人にはぜひ『カメリオ』をオススメしたい。
『カメリオ』は、オンライン上のあらゆるコンテンツを人工知能エンジン分析することで、利用しているユーザーの趣向を学びながら最適な記事を収集するニュースキュレーションアプリ。29日、Android版でUIデザインが大幅改善され、iOS版でしか利用できなかった機能などを追加した最新バージョンがリリースされた。
↑新テーマをすぐにチェックできるデザインの一新。毎日更新されるピックアップテーマ、日々追加される最新テーマ、過去2日間のランキングなど、数多くのテーマに出会える。「テーマからの注目記事とレコメンド」では、おすすめ記事を1日に4回更新。最新記事をまとめて一気に読むことができる。
↑提携メディアの記事を逃さず読むための「公式チャンネル」が始動。「週刊アスキー」「ギズモード・ジャパン」「Jキャストニュース」「TABILABO」などテクノロジー系が中心。
今回のAndroidでの大きな変更点のほか、カメリオを運営している白ヤギコーポレーションのシバタアキラ代表取締役CEOに最新状況を聞いた。
使い続けてる人は知ってるあの機能
――現在のDL数やアクティブユーザー数は?
現在のDL数は約20万で、アクティビティーは高いです。今までに累積で追われたテーマは150万以上です。月間のセッション数は125万回くらいで、PVに相当する画面表示数は1100万を超えています。
――カメリオの特徴である人工知能エンジンによるキュレーション改善状況は?
アルゴリズム精度はいいのですが、単語を使ったトピックモデルを作っているので、同音異義語とかには結構弱かったりします。
以前秋篠宮佳子さまのテーマに、佳子という名前のグラビアモデルがでてしまったりして……。そういうときは手で辞書を直しています。手直しのためのツールを最近開発し、報告があったテーマは担当者が直接チェックしています。(注:”佳子さま”は”佳子内親王”になっている模様)
ほかにもテーマのリストをきれいにするために、裏では担当者がかなり手をかけてみています。追ってもあまり面白い記事が出ないテーマや、すでにあるものと同じテーマが散在しているので、人の手でひとつずつ弾いたりしています。
――カメリオ社内で話題になったテーマは?
使い続けてる方は結構知ってる方も多いのですが、ユーザーからのリクエストテーマを登録できる機能があります。裏では弊社の担当者が登録作業をしており、2日以内に登録してもらうことができます。
毎日新しいテーマのリストを見ていると面白いですよ凄くマニアックで。「大豆加工食品」とか「ベアフットランニング」とか「サービス付き高齢者住宅」とか、そんなものがあるのか! みたいな発見もあって面白いです
あとは結構エロいのも来ます。こういうのは弾かれる可能性高いですが、いろいろ試してみてください、笑。最近だと「ラバーフェチ」「××(自主規制)」とか来てましたね。カメリオってエロ系追うのにもスゴイアプリだと思いますが、Appleさんとの規約もあって、キワドイ記事は入らなくなってます!
――今後の動きは?
実はメジャーアップデートを8月に予定しています。Androidユーザーにとってはあっという間のアップデートですが、iOSバージョンでは前回のアップデートから時間が経っており、社内にはいろいろと新しいアイディアが生まれていますので、お楽しみに!
●関連サイト
カメリオ
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