みなさん、こんにちは。週刊アスキーの吉田でございます。Appleが6月30日からスタートさせる音楽聞き放題サービスの「Apple Music」について、3カ月の無料期間中にアーティストや作曲家などの著作権者に使用料が支払われない件について、米国の人気歌手であるテイラー・スウィフトさんが反対の意向を示していました。
この反論について、AppleでiTunesなどのコンテンツ系のビジネスを統括しているエディー・キュー上級副社長が、「AppleMusic will pay artist for streaming, even during customer’s free trial period」とつぶやき、3カ月の無料期間中も使用料を支払うことを事実上認めたので、テイラー・スウィフトさん側の動向に注目が集まっていました。
#AppleMusic will pay artist for streaming, even during customer’s free trial period
— Eddy Cue (@cue) 2015, 6月 22
テイラー・スウィフトさんは、現地時間の25日に公式のTwitterアカウントに「After the events of this week, I've decided to put 1989 on Apple Music...and happily so.」とつぶやき、昨年10月にリリースされた最新アルバム「1989」をApple Musicで配信することを決めたそうです。
After the events of this week, I've decided to put 1989 on Apple Music...and happily so.
— Taylor Swift (@taylorswift13) 2015, 6月 25
この問題については、アーティストなどの著作権者に対するAppleの一方的で不平等な姿勢が表面化して問題となっていましたが、落ち着くところに落ち着いたということですね。音楽ファンとしてはうれしい限りですが、やはりなんでも無料が当たり前というシステムはそろそろ見直すべき時期に来ていますね。
どこの世界でも、無料や低価格が推奨されると、若い人材が育たなくなりますからね。作品を作った著作権者にしわ寄せが行くのは論外ですが、どこがプロモーション費用を出したとしても音楽や映像などのコンテンツを無料に見えるかたちで長期間提供することは、個人的には違和感がかなりあります。
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